手紙で用いる『時候の挨拶』一覧!1~12月までを総まとめ【必見】

時候の挨拶 1_12月一覧 まとめ

時候の挨拶 1_12月一覧 まとめ

さあ!今までは各月毎に用いる時候の挨拶に関してまとめておりましたが、いよいよ各月での時候(季節)の挨拶についてはまとめに入っていきますね❕

ダイジェスト版として1~12月までをざっとまとめてみました。ひとめで全体像を確認できるようにまとめてますので読み進めてみてくださいね!

これから手紙をかこうとしている方がこれをみたら年間を通した時候の挨拶を少しでも把握できて役に立つのではという思いから1~12月の時候の挨拶とは別にダイジェスト版として記事にしました。

ぜひとも参考になればとおもいます😊

目次

1月~12月の時候の挨拶一覧


時候の挨拶とは手紙やはがきをかくうえで守るべき常識といったところでしょうか。ただ手紙をかけばよいのではなく、手紙をかくうえではまもらなければならないルールです。
ではどのような時候の挨拶があるのかさっそくみていきましょう👍

月毎の時候(季節)の挨拶一覧

1月

漢文調
・新春の候

・寒冷の候

和文調・年明け早々でございますが

・寒気厳しい折

・白一色の雪景色がひろがり


https://datumoyamoya-life.com/archives/75

 

2月


漢文調・春寒の候

・余寒の候

和文調・向春の気配なお遠く

・春まだ浅き今日この頃

https://datumoyamoya-life.com/archives/77

 

3月



漢文調・浅春の候

・春暖の候
和文調・ようやく春めいてきました

・寒さもようやくやわらいできました

https://datumoyamoya-life.com/archives/79

 

4月




漢文調・陽春の候

・桜花の候
和文調・春たけなわの季節となりました

・花見がとてもよい季節となりました

https://datumoyamoya-life.com/archives/6

 

5月



漢文調・暮春の候

・薫風の候
和文調・新緑がめにしみるこの頃

・五月晴れの好季節

https://datumoyamoya-life.com/archives/80

 

6月



漢文調・向夏の候

・梅雨の候

・初夏の候
和文調・うっとうしい長雨の季節柄

・久しぶりに梅雨晴れに嬉しい気持ちになりました

https://datumoyamoya-life.com/archives/799

 

7月



漢文調・猛暑の候

・灼熱の候
和文調・ことのほか厳しい暑さが続いておりますが

・近年まれにみる暑さです

https://datumoyamoya-life.com/archives/84

 

8月




漢文調・新涼の候

・残暑の候
和文調・残暑なお厳しき折柄

・残暑ひときわ身に応える季節柄

https://datumoyamoya-life.com/archives/86

 

9月



漢文調・初秋の候

・爽秋の候
和文調・ようやく秋色が目立つようになりました

・秋風が心地よいこの頃

https://datumoyamoya-life.com/archives/88

 

10月



漢文調・紅葉の候

・仲秋の候
和文調・秋の気配が色濃くなってきました

・黄金色に変わったイチョウの葉が深まる秋を感じさせます

https://datumoyamoya-life.com/archives/90

 

11月




漢文調・深秋の候

・紅葉の候
和文調・菊の香漂う昨今

・秋色が深まってまいりました

https://datumoyamoya-life.com/archives/92

 

12月




漢文調・初冬の候

・師走の候

・年末の候
和文調・厳寒の折

・慌ただしい年の瀬

https://datumoyamoya-life.com/archives/94

 

 

●漢文調で用いる時候の挨拶は旧暦を基準としたものなので、言葉のイメージと実際の季節感は少々異なることが多いです

●手紙をお送りするお相手と地域が異なる場合は実際の天候などをあらかじめ調べておいた方がよいかと思います

年中使える時候の挨拶

1~12月の時候の挨拶では月ごとに用いられる言い回しをかいてきましたが年中使えるワードもございます。あくまで一つの例にはなりますがみていきましょう。

年中通じて使うことができるよくいえばオールラウンダーといえましょうか。ただし、使う際の注意点もあるので確認しておいたほうがよいとおもいます。

時下

言葉

読み方
意味
例文

時下


じか・現在

・この頃
・時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

・時下益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます


「時下」は書き出しに拝啓・謹啓とセットで用いる言い回しになります!
主に結論を急ぐような手紙や多くの方に向けての手紙にはこちらを用いるのが一般的にはなります。

時候の挨拶を使わない場合

時候の挨拶を挨拶について用いてきましたが、ここでは時候の挨拶を使わないほうがよい場合をざっと簡単に紹介していきますよ!

●病気のお見舞い

●災害のお見舞い

●不幸なことが起こった際
(凶事、事業に失敗した友人や試験に失敗した方への励ましの手紙など)

●年下の方や若い世代の方への手紙 
(時候の挨拶に親しみを感じない)

●謝罪やお詫びの手紙

●断りの手紙

まとめ

時候の挨拶は各月ごとの季節を表した言い回しや言葉がふくまれております。世界的にみてもこれだけ時期によって風景が変化するのは珍しいと思います。春の桜に始まり夏の山や海、秋の紅葉そして冬の雪景色とおおきな括りでとらえて月ごとに焦点をあてていきますと季節の挨拶もイメージしやすくなりますよ。

それでは時候の挨拶を選ぶうえでのポイントをおさらいしておきましょう❕

お相手にどのような手紙を送るのかによって形式を選びましょう

◆お相手の地域や届く日をもとに時候の挨拶を考えると気持ちが伝わりやすいです

◆手紙の目的により、時候の挨拶を使わない場合もあることを意識しましょう


時候の挨拶は手紙の中の一つの文章!いわば手紙の一つのピースにすぎないかもしれませんが冒頭のあいさつで用いられることがおおいだけに、冒頭で良い印象をもってもらえるチャンスではないかとおもっております!

是非、皆様がよい手紙を書けるように末筆ながらお祈り申し上げます😊

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