家系ラーメンの家系図!御三家や元祖系四天王とは?ルーツも紹介!

家系ラーメンの家系図!御三家や元祖系四天王とは?ルーツも紹介!

家系ラーメンと次郎ラーメンはラーメン好きの間でよく食べられている種類ですよね。しかし、家系ラーメンと次郎ラーメンの違いが分かる一般の人はそこまで多くないのではないでしょうか。特に、家系ラーメンは家系図のように暖簾分けしていたり、ルーツが様々あるとされていますね。

そこで今回は家系ラーメンの家系図や御三家、元祖系四天王ルーツについて紹介していきたいと思います。

目次

家系ラーメンの家系図!御三家や元祖系四天王とは?

家系図などを紹介する前に、家系ラーメンがどういったものかご存知でしょうか。

家系ラーメンは豚骨しょうゆベースのスープと太めのストレート麺が特徴で、トッピングとしてチャーシュー、のり、ほうれん草が一般的となっています。また、屋号に「家」とつくラーメン屋さんが家系だと言われているようですね。

それでは、家系ラーメンの家系図を説明するために、御三家や元祖系四天王と呼ばれるお店について詳しくみていきましょう。

御三家

家系ラーメンは1974年に吉村実さんが神奈川県横浜市で創業した吉村家というラーメン屋さんが源流となっています。そして、吉村家の支店として誕生したのが本牧家で、そこから独立してできたのが六角家です。そのため、吉村家、本牧家、六角家の3店舗が家系ラーメンの御三家と言われています。

ただ、六角家は本牧家の店長を務めていた進藤隆さんが開業した店で、他の弟子達も着いていく形で辞めてしまったため、吉村実さんは激怒し、新聞沙汰になったという過去があります。

元祖系四天王

家系ラーメンの元祖系四天王と呼ばれているのは杉田家、環2家、はじめ家、王道家です。この4店舗は吉村家から味などが認められたので元祖系四天王と呼ばれ、源流の味を引き継ぎながら、独自の味を提供しているお店もあります。

特に、王道家は吉村家の直系店でしたが、現在は独立し、独自の路線を進んでいて、多くの独立店を生み出しているそうです。

また、環2家は吉村家の味を引き継ぎながらも、独自の進化を遂げているとも言われています。

家系ラーメンのルーツについて

今や多くの人から愛される家系ラーメンですが、そのルーツは一体何だったのでしょうか。また、どういったきっかけで生み出されたのかも気になりますよね。

また、家系ラーメンの現在の状況についても調査していきたいと思います。

思いつきで誕生した?

吉村家の創業者である吉村実さんは、元々は宮大工や床屋の見習い、長距離トラックの運転手として働いていたそうです。ある日、吉村実さんは豚骨ラーメンとしょうゆラーメンを混ぜたら美味しいのではないかと考え、東京都大田区平和島にあったラーメンショップで半年間ほど修行しました。

そして、1974年9月に創業されたのが家系ラーメンの源流である吉村家です。その後は近くで働いていた工場勤務の人やトラックの運転手の間で評判になり、今日に至ります。

資本系・工場系が誕生

1994年に新横浜ラーメン博聞の開業などをきっかけにブームが巻き起こりますが、2000年頃から資本系、工場系と呼ばれる家系ラーメンが増加してきました。資本系、工場系と呼ばれる家系ラーメンは、御三家である吉村家や六角家から暖簾分けしたお店ではなく、濃厚豚骨しょうゆラーメンを提供するチェーン店のことを指しています。

ただ、資本系、工場系と呼ばれる家系ラーメンが誕生したことで、全国的に店舗数が広がり、知名度も一気に上がるようになりました。

まとめ

今回は家系ラーメンの家系図や御三家、元祖系四天王ルーツについて紹介してきました。

元祖家系ラーメンは様々な仕事をしていた吉村実さんの思いつきで生み出されたラーメンで、濃厚な豚骨しょうゆのスープが特徴です。

現在は御三家や元祖系四天王から暖簾分けされたお店だけではなく、味が近いチェーン店なども数多くあります。

直系店である御三家や元祖系四天王のお店でも店舗によって味は異なり、独自の進化をしているところもあるので、食べ比べてみても良いかもしれないですね。

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