『しんぞ』という786画の漢字をご存知でしょうか?
わぁ~……😢
気になるけど786画はゾッとするよな
当研究室では、先日、1024画の漢字を特集したあとだっだので、まだ抵抗感がないものの(1024画に比べると少ない印象すら….)、786画をよく考えてみるとこれだけの漢字を書く必要が☟
趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞趣質賞三
ヤダー💦
しかも1つの漢字で786画なんだよね?
とんでもない画数の漢字⁉だと感じて頂けたと思いますが、私自身も気になって仕方がありません(笑)
さらに、どうやらこの漢字は日本で作られたらしいことも明らかに……!
ということで今回の特集では、徹底的に『しんぞ』に迫っていきたいと思います。
『しんぞ』という786画の漢字の全体像
さて、ひとまず『しんぞ』という漢字をご覧いただきましょう~。
わわわー、正体が露わになりましたね~🤣
『しんぞ』という漢字の概要
~基本情報~
読み方:しんぞ
意味:特に意味はなくアート性を重視した作品
786画の理由:意図していたわけではない
ジャンル:創作漢字&作品
作者:アーティスト 飯山太陽 氏
こちらの漢字は、アーティスト 飯山太陽 氏が作成した創作漢字となります。
読み方は『しんぞ』。
見た目は漢字でありますが、創作漢字(漢字とは異なる)となります。創作漢字については後ほど解説致しますのでお待ちくださいませ🙇🏻
そんなこんなで気になるのが、なんでこのような作品が出来たのか❓
飯山 氏が『しんぞ』について解説したSNSやnoteではこのように仰っております。
◆SNS(Xより)◆
わぁ!すごい!
こんなメチャクチャな文字を丁寧に読み取ってくれてありがとうございます!✨この「しんぞ」という作品は、
漢字の形を密集かつ整列させ、一つの文字のように、曼荼羅のようにした作品です☺️画像は手書きで描いた作品をスキャンして、背景を白にしたものになります! https://t.co/WmeyiQR7us pic.twitter.com/lWUSKr4nTw
— 飯山太陽 (@TA8f3xjyCUsKAO5) May 4, 2023
曼荼羅(まんだら)と聞かれてもイメージがしづらい方が多いと思いますので簡単に補足しておきますね。
曼荼羅は、サンスクリット語mandalaの音を多言語で表した言葉で、円輪(まるいわ)の意味。円形や方形区画の中に、中心に本尊を配置して周りには関連する守護などを描いた図のこと。
あともう少し〜。週末で仕上がるかな。#コロリアージュ#大人の塗り絵#coloriage#文様ぬり絵#曼荼羅 pic.twitter.com/VY6cUEisiB
— からふる (@nico2yellow) January 26, 2024
おそらく、作者の【曼荼羅のように】というのは、曼荼羅アートをみてもらってからの方がイメージしやすいと思いまして画像をいくつかご紹介いたしました。
◆noteより◆
noteでは作品について以下のように解説されております。
漢字の形だけを使ってデザインした作品。
この作品はまさに「漢字の形が好き」ということを突き詰めて描いた作品になります。
引用元:note 漢字を使った作品『しんぞ』 より
創作漢字として有名になっておりますが、漢字の形を意識したアート性が強い作品となります。
漢字を配列して作った芸術的な作品のため、画数は意図して786画になったわけではないと考えられます。
【漢字】
間違えてなければ786画なはず。#漢字#画数の多い漢字#創作漢字#イラスト#夏の創作クラスタフォロー祭り pic.twitter.com/zZswn0SrzV
— 飯山太陽 (@TA8f3xjyCUsKAO5) August 12, 2022
そもそも創作漢字って何?
創作漢字についても触れておきましょう。
まずは辞書的な意味から。
創作漢字(そうさくかんじ)とは、既存の漢字にはない、新たに作り出された漢字を意味する用語である
引用元:フリー百科事典 創作漢字 より
うん!今までにはない新しい漢字を作るのが創作漢字なんですね…..🤔
新聞社主催や教育機関、企業や地方自治体などの主催で創作漢字のコンテストが開催されております。
まだ漢字で表現されていないものなら対象になるでしょうね。例えば、スマートフォンを表す漢字を考えてみたり、言葉遊びが根底にあるでしょうが、考える力を養う機会にもなりそうですし、既存の漢字に対する意味や由来に目を向けるきっかけにも!
過去のコンテストの作品については創作漢字コンテストのHPからご覧になれるようです。
作者の飯山太陽さんってどんな人?
『しんぞ』を作った飯山 氏はどのような方なのでしょうか。SNSなどの情報をもとに簡単ではございますがご紹介できればと思います。
※あくまで公開されている情報をもとにしております、ご了承くださいませ🙇🏻
飯山さんは、【絵や音楽を通じて表現活動を行っているアーティスト】の方です。
直近では個展を開催されております。日頃から様々な作品を作られているようあります。
個人的な感覚にはなりますが、世界のあらゆるものを組み合わせたり、作品で見た方自身の感覚を大切にしていることから感受性が豊かで色んなことに対する探究心が強い方なのではないでしょうか。
特に、『しんぞ』という読み方を名付けた背景は、作品を見てもらったときの感想が元になっているとのこと。
※参照元:note 漢字を使った作品『しんぞ』
ということで『しんぞ』の意味もポイントになりそう。次章で取り上げていきたいと思いますね。
『しんぞ』の持つ意味について掘り下げてみた
786画の漢字の名前である『しんぞ』についても知っておきたいですね。
なぜなら、できあがった作品を友達に見てもらった方の感想を参考にして『しんぞ』というネーミングになったから。
漢字や文章が好きなお友達にこの作品を見せた所。「この部分はなんとなく暗いイメージで。」「ここは神様とか神社とかのイメージだな」
などなどその方なりにこの作品を細かく読み取っていました。
僕はその方の説明を聞いてこの作品に「しんぞ」と言う読み方をつけました。
(手紙でのみ使う花魁言葉で、「神に誓って」の意味。)※参照元:note 漢字を使った作品『しんぞ』
まず作者が名付けた『しんぞ』の意味は【(花魁言葉の)神に誓って】であります。
言葉のまま【神に誓って】の意味で捉えた場合に【神ぞ照覧あれ】の略となりますね。
「神を目の前にして私は誓います、ご覧になってください!」と、強く約束すること。
つまり、作品をみた友人の言葉「暗いイメージ」と「神様」などが合わさって派生した結果とも考えられそうであります。
画数が物凄く多い漢字をご紹介
さあ、ここからは768画のように画数が多い漢字についてご紹介していきますね。
画数が多い漢字で気になるのが、768画よりも多い漢字があるのかどうか!
冒頭でも少し触れましたが、1024画の漢字があるとか⁉これは確認しておかなければなりませんね….🤣
それがこちらであります☟
『しんぞ』と異なり、残念ながら読み方が不明なのですが、気合いを入れれば768画よりも書くことができそうなのが面白いですね。人を必死で書き続けて、最後に〇で囲むことができればよいですもの。
同時に『しんぞ』は書くのが難しい❕ことが判明しましたね(笑)
1024画の漢字⁉について詳しく確認しておきたい方はこちらの記事をご一読くださいませ。
最後に
『しんぞ』かけるかな~?難しいよね…..(笑)
「神ぞ」だから神様に誓いながら書くのに、間違えたら縁起悪そう🤣
冗談はさておき!にしましても『しんぞ』がここまで広まっているなんてスゴイ!で気になるのが、手書きで書いている人が結構いること。
すごい綺麗な字!
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