どうもダッツです。最近、友人が転職しようかしらとなぜか人材会社出身でもない私に話をもとめてきたりして何を話したらよいのか思案しております。
大中小の企業を経験している身としてましては、大企業に在籍していたときには部署異動を自ら希望したこともありましたよ。
ですので、人よりも異動希望に関しては経験している強みがありますと自負しております(そうした経験が必要かはさておき・・・笑)
そのような実体験からも異動希望は気まずいのか❓に関して迫っていきたいと思います。
会社や支店により状況は様々だと想定されますが、異動希望で気まずくなる理由、実体験から感じたこと、異動希望を伝える前に準備したいこと、心構え、という流れでまとめていきますのでこれから異動希望を伝えようとする方にも参考になれば幸いです。
結論
では結論としましては
異動希望によって気まずくなるのは覚悟した方がよいです。
気まずくなる理由とは
では気まずくなる理由はどのようなものが考えられるのでしょうか?
個人的な見解も含めて、気まずい異動希望をいくつか述べていきます。
❶一方的に希望だけを伝える
会社に対して貢献できる異動希望ではないからです。
株式会社は慈善事業でやっているわけではないです。会社での関係は人間関係も大きく影響してきますが、会社との雇用関係は利害関係ということは忘れてはいけない大事な要素になります。
営業職であれば売上という数字で会社の利益に貢献、業務職でありましたら、効率よく業務運営したり事務処理のコスト削減などで貢献していく必要があります。
もちろん、上司や部下との人間関係がうまくいっておらず、悩みになやんだ挙句、異動希望を決断した方の気持ちもよくわかります。ですが、残念ながら一社員の悩みを基準に会社が回るほど甘くはないのが現実となります。
その一方、業務で成果を残しており、異動した後に会社が期待したくなるような提案ができれば異動希望が通る可能性も大いにあります。
❷会社の社風によりそもそも認められない
上下関係が厳しい会社や保守的な会社ですと「会社の人事に物を申すとは何事なの?」というスタンスをとられたりします。今いる会社の風通しが良いのかよくないのかに関係していることがおおいです。風通しがよくない場合には注意が必要ですね。
大企業より中小企業にありがちですが、「〇〇さんのことを思って決めた人事だけど会社の指示には従えないの?」といってくる可能性もあります。
そうしたケースでは、異動希望が認められたとしても業務で何かしらの結果を出すまでには気まずくは払拭できないと思います。
会社の人事部が適材適所で配置しているので文句言わずに頑張ろうよというスタンスです。
❸期待を裏切る?
人事配置は総務部や人事部が適性をみて配置することが多いだけに、配属されて数か月で異動希望を出した際には「なんで?」と思われたりします。納得させられるだけの異動理由を伝えられなければ気まずくなるのはさけられないでしょう。
よほどの理由がない限りは社内で何かしらの成果を得てから異動希望を出す方がよいでしょう。
❹上司の居心地が・・
上司との人間関係が合わない理由で異動希望を出したなら、配慮してもらえることはあるかもしれませんが、他部署に移った後も同じ会社や支店ですと顔を合わせるケースがあるかもしれません。
実体験から感じたこと!
さてこちらでは、私が体験しました異動希望についてを紹介していきましょう。
先に感じたことと述べますが、
異動希望が通らなかった時には、「何かしら気まずいなか働く必要がある」と意識はしておいた方がよいと感じました。
私の異動希望の概要を箇条書きにしております。
立場:
■入社4年目
■営業職から本社企画部への異動希望
■営業成果で黒字社員ではあるがトップ層の営業成果ではない
行った情報収集:
■営業職から本社業務へ異動できる成果基準
■自分の営業成果から本社へ異動できる可能性がある部署
■本社のポジション別人員状況
気まずかったこと:
■企画部への異動実績を満たしていなかったが、支店長に本社へ人事依頼をお願いしてしまった。
■結果的に異動しなかったので、その後、異動希望の話が管理職の間では広まった可能性があります。
私の場合は、色々と情報を収集した結果、直属の上司は人事権を全く持っていないとわかりましたので定期面談時に支店長へとご相談する方法を選択しました。
異動希望が通らないことも考えていましたので、すぐに異動希望を伝えるのではなくてまずは雑談から情報収集をおこなっていきました。
支店に在籍してましたので、異動したい部署については本社にいる人事部の同期から情報を収集するように心がけました。企画部にはどのような人がいて、営業から異動したケースはあるのか、また、異動検討される成果基準もデータを収集していきました。
その後は、月1回行っていた支店長とのマンツーマン面談にて最終的には本社の企画部に異動したいと話しました。
結果的には、支店長に異動を打診する段階では企画部への成果基準は満たしていなかったので、本社人事部部長に却下されました。
対策~異動希望を伝える前
自分の人生に関わるため考慮しておきたいことですので、精一杯できることはしてから異動希望を伝えたいとこですよね。
個人的な感覚では中途採用の面接を受けるつもりで取り組んだ方がよいのではと考えております。
●異動希望を伝える前に情報収集と根回しができないか?
目下の重要な仕事は異動希望の提案を達成することになります。異動希望といいましても、社内政治がうまくいっている場合には意外とあっさりと異動できたりする方もいるようです。
現実にはこれまでの社内の評価や業務での実績が重要になりますが、他部署の人員が不足していたりする情報を集められると話が進めやすかったりします。
●異動希望を決断した理由が解決できないか?
社内での人間関係が異動希望の理由にあたるケースも結構多かったりします。特に、上司と仕事の馬があわないこと、仕事への考え方が違うことによって異動希望する場合もありますよね。
こうした際に、直近で上司の異動はないのか、もしくは、上司の上司が異動になることも念のために情報収集してみるのもよいと思いますよ。
●社内の人事規定を確認しましょう
企業の規定で定期的に部署異動を募集していたり、自己申告制の人事異動を行っているケースがありますので確認しておいたほうがよいでしょう。
●転職や退職した場合と比較する
実際に在籍したまま転職活動を行って、現時点での自分の市場価値を知るのも良いかもしれません。そうしたことで客観的にみてもっとよい待遇で勤務できる会社に出会えるかもしれませんし、逆に今の会社の良さを少しでも知ることができるかもしれません。
心構え
異動希望をした後に気まずさを極力へらす心構えをお伝えしましょう。
大切なことは自ら卑屈にならないということです。
異動希望と言えどもそこへ至るまでには、色々なことを考えてきたはずです。ときには家族会議を開いたり友人に遅くまで相談にのってもらったかもしれません。
ですので、一度異動希望をお伝えした以上は堂々としましょう。何も恥ずかしいことをしているわけではありません。その後の業務で挽回するぐらいの気持ちをもっていくのがおススメですよ。
それでも、どうにもならないことがあれば、また考えていきましょう。
こちらが気まずいと思えば、接する方にも伝わってしまいますので、気持ちは前向きに強くもちましょう。
最後に
「異動希望って重く考えすぎずに」て言いたいところですが、人によりけりなんですよね。
何とかして入社した会社なのに、異動希望をすることによって今のポジションを捨てたくないですもんね。「異動希望して断られたら辞めたらいいよね」って割り切れる人は気まずいとか思わないです。
家庭を持っている方は家族を養っていかなければなりませんので、簡単に異動希望するような考えがあっても口から出せなかったりします。
そうした方にはぜひ事前準備をして雑談から徐々に仲良くなり、最終的に人事権がある方に話を振るのがよさそうです。
本音はわがままな異動希望としましても、相手にとってよい提案となるようにしたいものです🙇🏻
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