海上自衛隊と海上保安庁どっちが上?それぞれの役割の違いも調査!

海上自衛隊と海上保安庁どっちが上?それぞれの役割の違いも調査!

皆さんは、「海上自衛隊」と「海上保安庁」の違いをご存じでしょうか。

「海上自衛隊」と「海上保安庁」は同じ「海上」という言葉が使われていることから比較されることがあります。「海上自衛隊」も「海上保安庁」も海で起こることに対して対処する組織ですが、組織力や権限などはどちらの方が大きいのか気になりますよね。

そこで今回は、「海上自衛隊」と「海上保安庁」はどっちが上なのか、それぞれの役割の違いなどを調査していきたいと思います。

目次

海上自衛隊と海上保安庁どっちが上?

同じ「海上」という言葉が使われていることから混同されがちな「海上自衛隊」と「海上保安庁」ですが、どちらの方が上なのでしょうか。

まず、「海上自衛隊」と「海上保安庁」では役割が違うため単純に比較することができません。武力攻撃に対する対応力などであれば「海上自衛隊」の方が優れていますし、海難救助などの面から考えれば「海上保安庁」の方が上だと言えますね。

では、「海上自衛隊」と「海上保安庁」に所属している人数や所有している船の数はどうなっているのでしょうか。

人数

「海上自衛隊」に所属している人数は45,826人となっており、「海上保安庁」は12,297人だと発表されています。「海上自衛隊」と「海上保安庁」に所属している人数にはかなり差があり、約3倍以上も違うことが分かりますね。

そもそも自衛隊に所属している人は約225,000人となっているので、「海上自衛隊」と「海上保安庁」では規模の大きさが違うので、このように人数に差が出てしまうのも仕方がないのかもしれませんね。

人数は「海上自衛隊」の方が「海上保安庁」よりも多いことは分かりましたが、海の安全などを保つために必要な船などの数はどちらの方が多いのでしょうか。

 海上自衛隊海上保安庁
船艇514隻120隻
航空機75機200機

「海上自衛隊」と「海上保安庁」が保有している船艇と航空機の数はこのようになっています。船艇だけを見れば「海上自衛隊」の方が圧倒的に多いですが、航空機の数は「海上保安庁」の方が多く所有しているようですね。

海上自衛隊と海上保安庁の役割の違いは?

海の安全を守っているイメージが強い「海上自衛隊」と「海上保安庁」ですが、役割などに違いはあるのでしょうか。同じ海で任務に従事している「海上自衛隊」と「海上保安庁」ですが、一緒に作業を行うことなどはあるのかも気になりますよね。

それでは、「海上自衛隊」と「海上保安庁」の役割の違いは何なのか、所属はどこなのか詳しくみていきましょう!

役割

「海上自衛隊」と「海上保安庁」では与えられている役割が大きく異なります。簡単に言ってしまえば、「海上自衛隊」は軍隊、「海上保安庁」は警察のような役割を担っていると考えられていますね。

「海上自衛隊」は会場から侵入してくる外国船などの攻撃を阻み、対処することを目的としており、「海上保安庁」は海で起こる犯罪捜査や海難救助などを行っています。

違う役割を担っている「海上自衛隊」と「海上保安庁」ですが、要請があったときには自然災害や海に油などの回収作業を一緒に行うこともあるようです。

所属

海から侵入してくる敵に対処する「海上自衛隊」と海上の安全を守っている「海上保安庁」ですが、それぞれ所属している省が異なります。

「海上自衛隊」は防衛省に所属し、「海上保安庁」は国土交通省に属しているので、命令系統や影響を及ぼす範囲なども大きく異なりますね。

まとめ

今回は「海上自衛隊」と「海上保安庁」はどっちが上なのか、それぞれの役割などについても調査してきました。

「海上自衛隊」と「海上保安庁」では与えられている役割が大きく違うので、一概にどちらが上かと判断することは難しいです。しかし、「海上自衛隊」と「海上保安庁」では所有している人数に大きな差があることが判明しています。人数や船の数では「海上自衛隊」の方が「海上保安庁」よりも上だと言えますね。

「海上自衛隊」には国を守ることが求められ、「海上保安庁」には警察のような役割が与えられています。

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