航空自衛隊の年収は？戦闘機パイロットの年収は高い？給与制度を解説！

航空自衛隊は自衛隊の中に属する部隊の1つで、4万3,000人の隊員から構成されています。航空自衛隊は部隊名からも分かるように、日本の領空を戦闘機などを使って守ってくれる組織です。

では、航空自衛隊の年収はどのくらいなのでしょうか。

また、航空自衛隊の花形とも言われる戦闘機パイロットの年収は、他の隊員よりも高いのか気になりますよね。

そこで今回は、航空自衛隊の年収や戦闘機パイロットの収入は高いのか、給与制度を解説していきたいと思います。

航空自衛隊の年収は？

日本の領空を守っている航空自衛隊ですが、隊員の年収はどのくらいなのでしょうか。

航空自衛隊の階級はこのようになっています。

それでは、航空自衛隊の年収について詳しくみていきましょう。

空士

航空自衛隊の空士の年収はこのようになっています。

空曹

航空自衛隊の空曹の年収はこのようになっています。

空尉

航空自衛隊の空尉の階級毎の年収はこのようになっています。

空佐

航空自衛隊の空佐の年収はこちらです。

空将など

空将補や空将などの上位職の年収はこのようになっています。

航空自衛隊・戦闘機パイロットの年収は高い？

倍率が50倍〜60倍と狭き門である戦闘機パイロットですが、年収はどのくらいなのでしょうか。

戦闘機パイロットになるためには「ウィングマーク」と呼ばれるものを取得する必要があり、様々な難関試験を突破する必要があります。

戦闘機パイロットになりたての隊員の階級は3等空尉で、年収は500万円〜600万円ほどです。

そこから経験や実績を積み、階級が上がっていくことで年収が上がっていくといわれており、中には1,000万円を超える人もいるといわれています。

航空自衛隊の給与制度は？

航空自衛隊が所属する自衛隊の給料は俸給と諸手当で構成されており、階級などによって大きく金額が異なります。

諸手当は一般企業と同じように通勤手当や扶養手当、単身赴任手当といったものがあり、災害派遣手当や航空作業手当といった特殊なものもあるそうです。

また、航空自衛隊にもボーナス制度が採用されており、夏と冬が支払時期となります。ボーナスの支払額は基本給の2ヶ月分＋αといわれており、この辺りも一般企業とそれほど大差はないようですね。

まとめ

今回は航空自衛隊の年収や戦闘機パイロットの年収は高いのか、給与制度などについて解説してきました。

航空自衛隊の年収は1番階級の低い2等空士で3,268,650円となっていて、実質的なトップである空将で19,387,500円だといわれています。

航空自衛隊の花形ともいえる戦闘機パイロットですが、他の隊員と比べて特別、年収が高いという訳でもなく、1,000万円を超える人は一握りだといわれていますね。

航空自衛隊の給与制度は一般企業と同じように、俸給と呼ばれる基本給と諸手当で構成されており、年に2回のボーナス制度が採用されています。