皆さんはトマト祭り 死亡してしまう人が出ていることを知っていると思いますが、諏訪大社の御柱祭りでも死者が出ていることをご存知でしょうか。
御柱祭は長野県にある諏訪大社で行われていますが、なぜ7年に1度なのかも気になりますよね。
また、諏訪大社の御柱祭はどういった目的で行われているのでしょうか。
そこで今回は、諏訪大社の御柱祭は毎年死者が出るのか、なぜ7年に一度行われているのかを調査していきたいと思います。
諏訪大社の御柱祭は毎年死者が出る?その理由とは
諏訪大社の御柱祭は7年一度に行われているので、毎年死者が出ているという表現は正しくありません。しかし、諏訪大社の御柱祭について確認してみると、1974年、1986年、1992年、2010年、2016年に死者が出ていることが発表されています。
諏訪大社の御柱祭が行われる度に死者が出ているようですが、なぜなのでしょうか。
それでは、諏訪大社の御柱祭で死者が出る理由を詳しくみていきましょう。
危険な祭であるため
諏訪大社の御柱祭では、人が木の上に乗ったまま急斜面を滑り落ちる「木落し」や高さ15メートル以上の柱に登る「建て御柱」などがあります。
かなりの危険が伴う諏訪大社の御柱祭ですが、2016年には「建て御柱」に登っていた男性が転落し、死亡してしまったというケースもあったようです。
毎年のように諏訪大社の御柱祭では死者が出てしまっているので、2016年に宮司に対して業務上過失致死容疑で告発状が提出されていたとか。
かなり危険な祭りでもあるので、今後、どのように諏訪大社の御柱祭が変化していくのか注目です。
諏訪大社の御柱祭はなぜ7年に一度行なうのか
諏訪大社の御柱祭は日本三大奇祭の一つとして知られていますが、なぜ7年一度行われているのでしょうか。
また、諏訪大社の御柱祭の歴史やどのような目的で行われているのか気になりますよね。
それでは、諏訪大社の御柱祭はなぜ7年一度に行われるのか、歴史や目的を詳しくみていきましょう。
縁起が良いため?
諏訪大社の御柱祭が7年一度に行われているのは、縁起が良いからだと考えられています。
古代中国の占術である易学では、寅は1月、申は7月に該当し、春と秋の初めとだと考えられているようです。また、寅と申には動くなどの意味があり、動植物の芽吹きや熟成などに通じるとされており、縁起が良いものと考えられています。
古代日本は暦を重んじ、7年毎に行われるようになったのではないかと考えられているそうです。
1200年以上前から行われていた?
諏訪大社の御柱祭がいつから行われているかは明らかになっていませんが、1200年以上前からあったのではないかとされています。室町時代の『諏訪大明神画詞』に「寅と申の干支に当社造営あり」と書き記されていたので、それ以前からあったのでは間違いないのではないでしょうか。
御柱祭は社殿を造り替えたり、御神木の威厳を糺すことなどが目的で行われているそうです。また、御柱祭は子孫繁栄や五穀豊穣を願う祭でもあるそうです。
諏訪大社の御柱祭には参加できる?
諏訪大社の御柱祭には、一般の方は参加することができません。
あくまで、諏訪大社の御柱祭は氏子の祭りと呼ばれており、柱を運ぶのは各地区を担当する氏子なので、観光客などは参加することなどはできないようですね。
これまでに、諏訪大社の御柱祭が雨などでちゅうしになったことはないそうなので、観光目的で訪れるには適しているのかもしれません。
まとめ
今回は諏訪大社の御柱祭は毎年死者が出るのか、なぜ7年に一度行うのかなどを調査してきました。
諏訪大社の御柱祭は7年に一度に行われているので、毎年という訳ではありませんが、開催される度に死者が出ていることが明らかになっています。
また、諏訪大社の御柱祭が7年に一度行われているのは、易学的に縁起が良いとされているからのようですね。
諏訪大社の御柱祭は一般の方は参加することができず、氏子のみとなっています。
諏訪大社の御柱祭は日本三大奇祭と呼ばれているので、一度は見に行っても良いかもしれないですね。