「熊がいない県」を総特集!実際のデータを基にまとめてみたよ

熊がいない県を総特集!データを集めに集めてわかりやすくご紹介

この記事を見れば
熊がいないと極めて高い都道府県がわかるので、熊と遭遇することがない【大きなエリア】を確認できますよ

ついこの間、熊に遭遇してしまったときに効果がある熊避けスプレーについて・・・の記事を書いていたのですが、「熊が生息するのはどこで?どこなら遭遇しないのか?」と、合わせて気になってしました。

ということで、手っ取り早くわかる『熊がいない都道府県』について解説していきたいと思いますよ~👍

ただし熊にGPSをつけているわけではありませんので🤣(そんなことはあってはなりませんね…..🙇🏻)

【客観的なデータ】と【目撃情報】の情報を参考にしながらおそらく『熊がいないであろう都道府県』を解説していきたいと思いますよ。

ここでの熊は野生のクマを想定しております
動物園の熊は除外しております
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熊がいない可能性が高い都道府県とは!

熊がいないで あろう都道府県は

はじめに今回のテーマは『熊がいない都道府県』でありますが、熊がいない県は〇〇県ですと言い切ることは非常に難しいです。

なぜなら、現在も研究者が調査している事案であるからです。

ということで、この記事ではより現実的に”熊がいない可能性が極めて高い都道府県“と表現させて頂きます。

熊がいる場所を大雑把に確認しておきたい人にも役に立つでしょう。

結論】は客観的なデータ及び5年前(2018年)から1年に2件以上の明確な目撃情報があるかどうかを考慮したうえで下記のように判断いたしました。

熊がいない可能性が極めて高い都道府県:千葉県・茨城県香川県・愛媛県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

参考にした客観的なデータは大まかに以下2つとなります。

データ(根拠):
1.環境省のデータ及び2.全国のクマ目撃マップ等

データ(根拠)に関しましては次の章でお伝えさせていただきます🙇🏻

熊の生息状況のデータをご紹介~都道府県別

熊がいないで あろう都道府県は&

改めて、結論に対するデータ(根拠)としては、以下の2つの情報を参考にしております。

ここからはこの2つに注目して全国の都道府県別にお伝えしていきますね👍

  1. 環境省の情報
  2. 全国のクマ目撃情報

1.環境省の情報

1つ目は【環境省の情報】となります。

日本で出没するクマ類はツキノワグマ&ヒグマ!この2種類の

環境省が発表しているクマ類の出没マニュアルは直近(2021年)に改定されておりますが、熊の分布につきましては環境省の【クマに注意!】のパンフレット資料の6頁に記載させております第6回自然環境保全基礎調査(2004)のデータを引用させて頂きます。

※2004年の情報で古いものですが、最新の情報は【2.全国のクマ目撃マップ&SNS情報】で可能な限りカバーいたしますのでご了承ください🙇🏻

熊の分布 第6回自然環境保全基礎調査(2004)

2004年の情報では

熊がいない県は☟
●茨城県
●千葉県
●香川県
●福岡県
●佐賀県
●長崎県
●熊本県
●大分県
●宮崎県
●鹿児島県
●沖縄県

であります。

頬む 女性

地図を拡大して緑の分布点がないと確認できた都道府県であります

次の章では執筆時点(2023/9/7)に近しい最新の情報もご提供していきますね

2.全国のクマ目撃マップ情報

可能な限り新しい情報を参考にするために全国47都道府県の情報もご覧いただきましょう。🙇🏻

目撃情報は主観的な性質がありますので、勝手ながら1年間で2件の目撃情報を1カウントとさせて頂きます

質問する女性

熊がいたから写メをとって役所に連絡したのに実は…..二ホンアナグマだったよ~💦

全国のクマ目撃情報(マップ)都道府県一覧
北海道(北海道)
東北(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県)
北陸(新潟県・富山県・石川県・福井県)
中部(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
近畿(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)
中国(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)
四国(徳島県・香川県愛媛県・高知県)
九州(福岡県佐賀県長崎県大分県宮崎県鹿児島県)
沖縄(沖縄県)
※赤字がクマがいない可能性が極めて高い都道府県となります

北海道

まず北海道ですが、日本で唯一ヒグマが出没するとされております。

言及するまでもなく2023年も出没情報が続々と・・・

札幌市でもこのように情報が公開されております。

青森県

青森県も出没が確認されておりますね💦

詳細はこちらで確認してください。

岩手県

どんどんいきましょう!岩手県ではどうでしょうか?

被害も出ております。

詳細はこちらでお願いいたします。

宮城県

宮城県はどうでしょうか!令和5年4月からの情報では毎月2桁の目撃情報があります。

詳細はこちらでお願いいたします。

秋田県

秋田市では、9月30日までツキノワグマ出没警報が延長されておりました。2023年10月10日までの目撃情報は372件。昨年の176件の2.1倍以上となります。注意してください🙇🏻

秋田市の詳細はこちらです。

山形県

山形県もクマ目撃マップでは多くの情報が寄せられております。

山形県クマ目撃マップ

福島県

福島県ですが、目撃や被害も発生しております。

2023年8月は、目撃情報96件・傷害2件です。

福島県ツキノワグマ目撃情報

茨城県

【1環境省の分布状況】では生息しないと考えられておりましたが、2023/7/7に目撃情報が確認されております。

ただし、1年で複数件の目撃情報がなかったということで勝手な基準となりますが、昨年まではほとんど目撃情報がなかったことを考慮して…..😢

熊がいない可能性が極めて高い都道府県とさせて頂きます。

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栃木県

栃木県でも、冬眠時期以外は目撃されております。

栃木県ツキノワグマ目撃情報

群馬県

目撃情報がございますね。

目撃出没件数が一目でわかります。毎年被害も発生しているようですのでお気を付けください。

群馬県のツキノワグマ目撃情報

埼玉県

埼玉県ですが、目撃や被害も発生しております。

埼玉県ツキノワグマ目撃情報

千葉県

千葉県ですが、生息地ではないと勝手なイメージがありましたが

2023年9月2日館山市で目撃したとの情報もございました。直近の情報ということもありますので、現在調査中でありますが、、まだ複数件の情報が寄せられておりませんので熊が冬眠前に情報があるか注視していきますね。

熊がいない可能性が極めて高い都道府県とさせていただきます。

東京都

東京都でも、目撃情報が寄せられてます。下記の東京都環境局のHPでは画像付きで目撃情報がご紹介されております。

東京環境局ツキノワグマについて目撃等の情報より

神奈川県

神奈川県ですが、目撃や被害も発生しております。

神奈川県ツキノワグマ目撃情報

山梨県

山梨県ですが、人身被害も発生したことがあるようので気をつけてください🙇🏻

山梨県ツキノワグマ目撃情報

長野県

長野県でも目撃情報寄せられてます。

長野県ツキノワグマ目撃情報

御代田町のクマ出没情報

佐久市ツキノワグマ出没情報

上田市のクマ目撃情報

新潟県

新潟県ですが、マップで確認しますと満遍なく目撃されております。

新潟県ツキノワグマ目撃情報

富山県

富山県になりますが、目撃や痕跡情報が挙がっておりますね。

富山県ツキノワグマ目撃情報

石川県

数は多くない印象ですが、目撃されております。

石川県ツキノワグマ目撃情報

福井県

福井県ですが、目撃情報寄せられております。

福井県ツキノワグマ目撃情報

岐阜県

出没注意報発生しております。

岐阜県ツキノワグマ目撃情報

静岡県

続きまして静岡県ですがどうでしょうか。

富士市のホームページでは目撃情報が確認されております。

ツキノワグマ目撃情報

愛知県

愛知県もリサーチしましょう。

山中など山林地帯で目撃が寄せられております。2022年に愛知県で確認された情報は7月~12月で19件となります。その内16件(約85%)が豊田市で確認されております。

愛知県ツキノワグマ目撃情報

三重県

三重では、もともと発生する地域に加えて今まで目撃したことがないエリアでも見かけるようになっているみたいです。

三重県ツキノワグマ目撃情報

滋賀県

さあ、関西地方にはいりまして、滋賀県になりますよ~。

山林では目撃発生しております。

大津市ツキノワグマ目撃情報

高島市ツキノワグマ目撃情報

京都府

お寺のイメージが強い京都ですが、京都市は目撃情報が多くありませんが、特に京都府北部地域(舞鶴市、宮津市、京丹後市、与謝野町、伊根及び福知山市、綾部市)では出没が高いようです。その他地域も山道では出没が確認されておりますよ。

詳しくは、下の目撃マップをご覧ください。2023年だけでも複数件の明確な目撃情報がございます。

京都府ツキノワグマ目撃マップ

大阪府

大阪府です、あまり山林地帯があるイメージはありませんでしたが、2023年度は箕面市・茨木市で目撃情報有ります。

大阪府ツキノワグマ目撃情報

兵庫県

山にも海にも面している兵庫県でありますが、山では目撃が多数発生しております。

兵庫県ツキノワグマ目撃情報

奈良県

奈良県ですが、例年と比べて目撃が多いようです。

奈良県ツキノワグマ目撃情報

和歌山県

和歌山県ですが、意外と山がありますね、どうでしょうか。

県内では田辺市の目撃情報が多いですね。

和歌山県ツキノワグマ目撃情報

鳥取県

鳥取県、山林の印象ありますが、やはり目撃情報が寄せられております。

鳥取県ツキノワグマ目撃情報

島根県

島根県も、出没情報ございます。

出雲市ツキノワグマ目撃情報

岡山県

岡山県、瀬戸内海にも面して、山林もあり自然豊かな一面もありますね。

県内ではツキノワグマの目撃増えているようです。

岡山県ツキノワグマ目撃情報

広島県

広島県ですが、目撃有り。生息も確認されてます。

広島県ツキノワグマ目撃情報

山口県

山口県も生息地域とされておりまして、目撃情報は下記から確認できます。

山口県ツキノワグマ目撃情報

徳島県

徳島県ですが、2023年7月、那賀町で3件の目撃情報があったようです。

徳島県ツキノワグマ目撃情報

香川県

香川県となります。

現状では5年前(2018年)から1年で複数件の目撃情報がありませんでした。

熊がいない可能性が極めて高い都道府県!とさせて頂きます。

愛媛県

愛媛県の西城市のHPにはなりますが、隣接している高知県の情報が掲載されております。

西条市ツキノワグマ目撃情報

ですが、愛媛県の目撃情報は確認できませんでした

合わせて、下記の情報も参考にしましょう。

愛媛県の絶滅のおそれのある野生生物(2014)
※参照元

参照元情報によりますと、2014年の愛媛県内でツキノワグマが生活するには難しく絶滅の恐れがある見解!一方で、当時(2014年)、石鎚山系や鬼が城山系で目撃情報が寄せられていたとのこと!

念のため当サイトでも調査をいたしましたが、2018年以降、1年間で複数件の明確な目撃情報がありませんことも総合的に考慮しまして、、

熊がいない可能性が極めて高い都道府県とさせて頂きます。

高知県

高知県ですが、目撃情報ございます。下記の情報によりますと、2023年に高知県香美市で2件の目撃情報があります。

四国森林局管理局ツキノワグマ目撃情について

福岡県

九州にはいります!福岡県ですが2022年に目撃情報が寄せられておりましたが、ツキノワグマかどうか明確な情報ではない点および下記の佐賀県と同じく熊にも見えてしまうイタチ科二ホンアナグマではないか説が濃厚とさせていただきます🙇🏻(詳細は佐賀県も参考にしてください)

佐賀県で「クマが出た」と目撃情報が寄せられた神埼市脊振町と福岡の目撃情報福岡県筑紫野市原田の公園辺りは山林が連なっており山を突っ切ると直接で約20km程なので可能性があるのではと考えました。

熊がいない可能性が極めて高い都道府県とさせて頂きます。

佐賀県

佐賀県ですが、神埼市脊振町で度々目撃情報があるようですが、

2015年に九州環境管理協会が目撃現場付近で採取したふんを分析した結果➡「二ホンアナグマ」との結論を下したことがこちらの記事でご紹介されております。

ということで大きめのイタチ科の二ホンアナグマではないかと勝手ながら致します。

熊がいない可能性が極めて高い都道府県とさせて頂きます。

長崎県

長崎県ですが、2023年は目撃情報有ったようですが、明確でない&1年に複数件なかったとのことで、

熊がいない可能性が極めて高い!とさせて頂きます。

熊本県

熊本県、九州ですが・・・2018年に阿蘇近辺との情報もありましたが詳細は明らかになっておりませんでしたので、

熊がいない可能性が極めて高い!とさせていただきます。

大分県

大分県も、目撃情報が1年に複数件見られなかったとのことで、、

熊がいない可能性が極めて高い!とさせていただきます。

宮崎県

宮崎県になりますが、明確な目撃情報が寄せられてないため

熊がいない可能性が極めて高い!とさせて頂きます。

鹿児島県

鹿児島県ですが、明確な目撃情報がなかったため

熊がいない可能性が極めて高い!とさせて頂きます。

沖縄県

沖縄県に関してですが、目撃情報がありませんでしたので

熊がいない可能性が極めて高い!とさせていただきます。

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熊の生息地域を把握するうえで知っておきたい考え方

熊がいないで あろう都道府県は (4)

さて、ここまでに熊の生息情報をお伝えしてきたわけでありますが、熊が移動する可能性はゼロではありません

そうしたことも踏まえて生息地を把握するうえで知っておきたい考え方もお渡ししましょう。

果実の開花や結実情報によって異なる

クマの移動は食べ物によって左右される可能性があるということ!

これは、生態系の循環を考えれば想像できることであります…..。

例えば、山に生息していた熊が町中で目撃されるようになれば、食べ物をもとめて移動したとも考えれます。

クマは季節によって好んで食べる食べ物が異なるのですが、秋はクリやクルミ、ドングリなどの堅果類を摂取することが多くなります。冬に冬眠が控えているからでありますね。

ですので、毎年食べていた冬眠前の堅果類をもとめて取得できる地域に移動する可能性が考えれます。

とくに秋季になりますが食べ物を求めて移動することが考えれるわけであります。

最後に

熊についてみてきましたが、地球上には人間だけが生活しているわけではありませんね。

各生態系が生活する生息地を知っておくのも地球に生活する私たちの役目かもしれないです。

熊の生活圏が移動することは環境の変化だと考えれますものね。

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この記事を書いた人
ダツモヤ

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