友人などから誘われたときは楽しみだったが、約束の日が近づいてくると億劫になってしまい、断りたいと感じたことがある人が多いのではないでしょうか。
ただ、そういった際にどのようにして断れば良いのか、正解が分からないということがありますよね。
そこで今回は、約束したけど行きたくない場合の断り方や例文、一度行くと言った飲み会のケースについても紹介します。
約束したけど行きたくない場合の断り方や例文を紹介!
約束した日が近くなって行くにつれてネガティブな気持ちになってしまうことを、「約束の日が近づくと憂鬱になる症候群」などと言いますが、ドタキャンしてしまうと相手に迷惑がかかってしまったり、良い断り方が思いつかないということが多いですよね。
では、約束したけど行きたくない場合の断り方や例文は、どのようなものがあるのでしょうか。
ドタキャンはNG
いくら行きたくなくなってしまったからといって、当日もしくは直前になってドタキャンするのは避けるようにしましょう。
大人であれば、食事などをする際には予約していることがあり、コース料理だった場合にはドタキャンしてしまうと差額分を負担させてしまったり、キャンセル料が発生することになってしまいます。
また、食事でもなくても、ドタキャンは相手の時間や労力を奪ってしまうこともあるので、なるべく早い段階で行きたくないことを伝えるようにしましょう。
体調不良
約束したけど行きたくない場合には様々な理由が考えられますが、体調不良と伝えることで上手く断ることができるのではないでしょうか。
体調不良を理由にして伝える際は「明日も仕事で体調を整えたい」、「少し風邪気味で周囲にうつすと申し訳ない」と言うと良いかもしれません。近年はコロナウィルスなどの影響で、そういったことに敏感になっているので有効です。
もしかしたら、誰かに見られたり、出会ったときに嘘だった場合があるので、この理由を使った際には出歩かず、家でゆっくり過ごすようにしましょう。
美容室の予約など
事前に予約していた予約よりも、優先度が高い用事ができてしまったことを理由にする方法もおすすめです。
例えば、約束したのがだいぶ前だったときは、美容室の予約を入れてしまったと伝えれば、相手も了承してくれるかもしれません。また、ライブなどの中々行くことができない希少性が高い用事が急遽入ってしまったと伝え、相手に丁寧に謝罪をすれば、急な連絡であっても許して貰える可能性があります。
ただ、これらの方法は親しい間柄の場合に限るので、相手との関係性を考えながら行なうようにしましょう。
金欠
金欠を理由に約束していた用事をキャンセルすることができるかもしれません。
金欠を理由に断る際には、「家電などが壊れてしまい、急な出費があった」などと伝えれば、相手も仕方がないと諦めてくれる可能性があります。
ただ、金欠を理由にする際には1つ注意点があり、趣味などに散財してしまったなどは管理能力がないとされ、ネガティブなイメージを持たれてしまうかもしれないので注意しましょう。また、誘ってくれた人が良い人だった場合、奢ってくれるとようとする可能性があり、その際にはお言葉に甘えてみても良いかもしれません。
急な仕事
社会人が最も約束したけど行きたくない場合の断り方として使えるのが、急な仕事が入ったということではないでしょうか。
社会人の場合、土日に約束を入れることが多いと思うのでその際には、「上司・先輩などから休日出勤をお願いされた」と伝えるのが良いかもしれません。相手も同じ社会人であれば、休日出勤が入ってしまったときの気持ちなども理解してくれ、予定などをズラしてくれることもあるかもしれないですね。
ただ、急な仕事は職場関係の人には通じない断り方なので、相手を選んで使うようにしましょう。
身内の事情
手段としてはあまり良くありませんが、約束したけど行きたくない場合には身内の事情を理由にしても良いかもしれません。
例えば、「祖母もしくは祖父が倒れてしまい、入院することになった」などと伝えれば、たいていの人がそちらを優先するように気を遣ってくれます。ただ、この断り方は周囲の人に心配させることになってしまうので、使いどころやあまり深刻にならないように伝えることを心掛けましょう。
一度行くと言った飲み会の断り方も紹介!
気心の知れた友人同士の飲み会であれば、行きたいという気持ちが強いと思います。しかし、飲み会の中には職場関係の人といかなければならないこともあり、今後の関係性などを考慮すると断りづらいことが多いですよね。一度行くと言ったのに断ってしまうと、行きたくないという気持ちが透けて見えてしまい、難しい問題と言えます。
では、一度行くといった飲み会の良い断り方などはあるのでしょうか。
腹痛などの病欠
一度行くと言った飲み会の断り方として、有効だとされているのは腹痛・頭痛などの病欠です。
今の時代は無理矢理飲み会に参加させるのはパワハラなどに発展しかねない事案で、そこに腹痛などの病欠が絡んでくると、より断りやすくなります。特に、飲み会が週末出ない場合は、上司なども次の日などに休まれると困ってしまうので、そこまで引き留められることがないです。
また、飲み会が開催されるまでに周囲の人に薬などがないかと聞いておくことで、より信憑性が増すので試してみても良いのではないでしょうか。
家族との約束
体調不良などを理由に一度行くと言った飲み会を断るのが難しい時には、家族との約束と伝えてみるのが良いのかもしれません。
例えば「急遽、子供のお迎えに行かなければならない」や「義理の両親が訪ねてくる」と伝えれば、家庭を持っている人であれば基本的に納得してくれるはずです。
また、よりリアリティを出すために奥さんなどに電話して、急遽予定が入ったかのように見せるのも良いかもしれません。
ハッキリと丁寧に断る
上記の理由を使えば、基本的には一度行くと言った飲み会も断ることができると思いますが、その際にはハッキリと丁寧に伝えるようにしましょう。
行きたい気持ちがなかったとしても、行きたいけどどうしても行けないという風に良い、丁寧な言葉を使うことで、相手に不快な思いをさせず、マイナスな印象を持たれません。
さらに、「機会があれば、また誘ってください」などと言うと良いかもしれないですね。
まとめ
今回は約束したけど行きたくない場合の断り方や例文、一度行くと言った飲み会のケースについても紹介しました。
どんな人もその日の気分で急に行きたくないと思ってしまうことがあると思うので、その際には今回紹介した例文などを参考にしてみてください。また、ツッコまれにくい理由を使うことも重要ですが、1番は丁寧に伝えることを忘れないようにしましょう。