町内会を上手に断るための考え方!パターン別に最強例文を総特集

町内会を上手く断りたい

先日、賃貸物件をみているときに町内会費がかかるような記載があったのでお店の方へ質問しましたら「任意とはなりますがご負担いただける方の方が・・・」と言われたんですよね。

自治会長か町内会長がオーナーさん?と思うちゃうぐらい自治会や町内会が盛んな地域ではと感じてその地域の引っ越しは考え直すに至りました。

そういえば最近新婚で戸建てを購入した友人が町内会はどうしようと愚痴っぽく話していたのを聞いて、「どこに住んでいても町内会は他人ごとではないんだよな」と思いました。それを機に町内会の断り方をあれやこれやと調べてみることにしました。

そんなこんなで、どこに引っ越しても町内会の勧誘の断り方に困らない自信がついたので、まとめて記事にしてみましたよ。

町内会を上手に断るための考え方~パターン別の断り方例文断ったらどうなるの?までを網羅した特集となってますので、最近引っ越された方にも参考になればと思っております。

町内会を上手に断るための考え方

町内会を断るうえで重要になってくるのは、町内会の目線で断り文句を考えられることです。

「えっ!ダッツさん、町内会の味方なの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。いえいえ、味方ではありません。ですが、何のために勧誘してくるのか考えたことがあるのかが重要になってきます。

なぜ重要なのか?

町内会の方が納得すればうまく断れるからなんですよね

ですので、これ以降は、断りにくいなぜを確認して、それを踏まえたうえでパターン別に町内会の方目線まで落とし込んだ断り方の例文もお伝えしていきましょう👍

断りにくいのはなぜ?

上手く断るためにはここは避けて通れませんね。今現在、町内会に入っている理由になるかもしれません。

断りにくい原因としては主要なもの4つを列挙していきます。町内会に入るメリットにもなります。

❶町内会と地域の結びつきが強いため

最近の若い方は町内会への馴染みが薄いかもしれませんが、町内会が町民同士の結びつきには欠かせないことが多いです。

都会よりも田舎ほど町内会の団結が強い傾向があります。回覧板のお付き合いはご近所さんと仲良くなるために欠かせないものとなっていたりしますね。回覧板コミュニケーションとでもいえましょうか。

つまり、そうした地域に新居を構えた方は子供が小さなうちには地域の方と仲良くしたいと思ったりして付き合いで入ろうかしらと妥協することもあるでしょう。

❷ゴミ集積所の問題により

多くの町内会ではごみ集積所の管理をしております。

具体的にはごみ集積所の清掃などがあります。清掃の担当は、持ち回りがおおいようです。

ごみ集積所に関して、町内会に属していない方はごみ集積所を使えないというイメージがまかり通っているようです。現在もそうしたイメージを持っている方がいるのではないでしょうか⁈

最近はすくないようですが、「町内会に入っていない方はごみ集積所の使用はできない」と言われると何もわからない人はさすがに困惑してしまいますよね。

しかし、この件は裁判で判決が出ております。

ごみ集積所は町内会に入っていなくてもすべての市民が使用できるとされております。ですので、もし嫌がらせしてくる方がいても法的にもごみ集積所を使用する権利を主張することができますので堂々として大丈夫です。心配ないといえるでしょう。

❸地域でお店をやっている

新居だけでなく、お店も同じ町内で開店した場合には、町内会に入るかは悩ましいことになります。

地域差はありますが町内会はある程度大きなコミュニティーになっております。

商売を行う上では会費をどうするかや町内会の業務ができるかを除くとメリットもあります。地域の方にお店を知っていただけるきっかけにつながる可能性があり広告宣伝にもなります。

❹断る理由が見つからない

コミュニティーに入る理由が見つからないことは意外に多いようです。

町内会にはいると何年か周期に役員になる必要があったりしますので、正直なところ面倒でお断りしたいというのが本音でしょう。

しかし、町内会の方が勧誘にきたときに「面倒なのでお断りします」といった断り方は失礼になりますし、相手の価値観を真っ向から否定する言い方は避けたほうが無難でしょう。

それでも、我が道を行くメンタルが強い方なら大丈夫かもしれません。町内会の方には反感を食らうかもしれませんが、白黒はっきりしている言い方もきっぱり断るには有効でもあります。

断り方例文~パターン別

それではここまでを踏まえて、実際にどう断るのがよいか、その例文をお渡ししていきたいと思います。

パターンA~Dがありますが、相手にどう思われたいかを考えてそれぞれ選択するようにしましょう。

パターンA:一度検討する断り方

パターンAは一度検討するという旨で回答を持ち帰らせてもらう断り方です。❶~❹など様々なケースですぐに断らずに検討させていただくと伝えることで相手を尊重できる断り方となります。

班長さん:
「こんにちは!〇〇さんがお住いの町内会5班の班長をしております田中と申します。今回は町内会のご案内でお伺いさせていただきました。町内会は地域の町内の美化や交流を目的として活動しております。ぜひ一度町内会について簡単にご説明させていただけたらと思います。よろしいいでしょうか?」

パターンA:
「田中さんありがとうございます。三村と申します。今後ともよろしくお願いいたします。」

班長さん:
「主な活動は・・・・となります。」

パターンA:
「色んな活動をされておりますね。」
主人が仕事にいっておりますので、一度家族で持ち帰らせて頂いてもよろしいでしょうか?話し合いを致しましたら該当箇所を記入して田中班長のポストへ投函させて頂きますね。

パターンB:プライベートな事情理由を話す

❶~❹などに用いることができます。

引っ越してきて初めてか、もしくは、2、3回あった方かもしれませんが、プライベートな事情を伝えることでお相手の方が納得しやすくなります。

交渉役:
「先日ご挨拶いたしました町内会の田畑と申します。暑くなりますね。こちらに越されてからいかがでしょうか?・・・こちらが町内会の規約となります。」

パターンB:
「ありがとうございます。ここまで説明して頂いて恐れ入りますが、実は親の介護で手が離せない状況でして、できれば見送りさせていただきたいのですがよろしいでしょうか?

交渉役:
「そうでしたか!かしこまりました。それではまた何かございましたらお願いいたします。」

パターンC:同情を誘う断り方

パターンBと同じくプライベートなことをお伝えする断り方です。パターンBと違う点はユーモアを交えて断る方法です。

交渉役:
「先日、ご挨拶いたしました町内会の三井と申します。・・・こちらが毎年開催しております町内会のお祭りとなります。」

パターンC:
「ありがとうございます。ここまで説明して頂いて恐れ入りますが、実は主人と喧嘩しておりまして、元気がないんですよ。そっとして頂けませんでしょうか?

交渉役:
「そうでしたか!かしこまりました。それではまた何かございましたらお願いいたします。」

パターンC:
「必要なときにはこちらからご連絡させていただきます。」

パターンD:条件提示付き断り方

こちらは条件提示付きの提案をする断り方です。

交渉役:
「私たち町内会は皆さんが住みやすい街づくりを心がけております・・・こちらが町内会の規約となります。」

パターンD:
「ありがとうございます。ここまで説明して頂いて恐れ入りますが、うちはお店をやっておりまして、朝の仕込みから深夜まで忙しくしておりましてできれば役員などの持ち回りの業務ができかねるのですが、それでも大丈夫でしょうか?

交渉役:
「そうでしたか!お店をやってらっしゃるんですね。でしたら、町内会のイベントは色んな人と出会う機会になりますよ⁈かしこまりました。それでは総会にて議題に挙げたいと思います」

※規約には高齢の方や何らかの事情がある方は加入を免除されたりするのではないかと思いますので確認するのがよいでしょう

話し合い時のポイント

主導権を握る

町内会や自治会には役割が分担されていることが多いです。きちんと組織だって運営させている町内会ですと、交渉担当の方がお伺いしてくるようです。

ですので、曖昧に断ると「ご不明な点はございませんでしょうか?町内会の規約も細かい事項もございますのでまた〇〇に関しましては改めてご説明させて頂きますね」という具合に次回の訪問へとつなげるような流れになるようです。

そうしたことも踏まえて「よくよくと考える時間も頂けると助かりますので、何かありましたらこちらからご連絡いたします」とお伝えするのがよいでしょう。

規約を確認させていただく

地域によっては、役員同士や長く会員にいる方が強い発言力をもっており、きちんとした規約が定められていないこともありえたりするようです。

町内会の方から規約などに関しての簡単な説明がないようでしたら、こちらから確認してもよさそうです。

友人同席してもらうか、ICレコーダーで記録しておく

今の時代に強引に加入を勧めてくる方はほぼいないとは思いますが、何度も訪問してくるケースなどは第三者に立ち会ってもうらうか、会話内容を録音しておくのも1つの方法となります。

うそはつかない

基本的なことではありますが、その場しのぎでもっともらしい理由で断る方がいるかもしれませんが、それこそバレた時には人としての信用が失墜しかねませんのでやめたほうがよいでしょう。

関係が悪化しているときには、ちょっとした揚げ足をとられることにもつながりますのでやめたほうがよいでしょう。

断ったらどうなる?

さて、町内会の加入を断ったらどのようなことがおきるのか想像してみましょう、知ることで町内会の方の目線でも書いております。

未加入リスト入り

町内会では未加入リスト入りされます。未加入になりますので、加入して頂けるように時間がたってから以前とは別の方が挨拶しに来られるかもしれません。

嫌がらせ?

地域によっては加入率が非常に高いこともあるようですので、地域のイベントには参加できないときに町内会の方と少し距離を感じることがあるかもしれません。

地域の祭りには参加できるようですが、お祭りの神輿を担いだり、ブースを出すことは難しいようです。

最後に

町内会の断り方という特集になりましたがいかがでしょうか?

私自身、町内会の活動のすばらしさは認めている点はご理解いただけたらと思っております。

ただ、役回りによっては休日や平日も時間を取られてしまうことがあるのではと心配になってしまったりするんですよね。

ちなみに、家族は自治会には継続して入っていましたね。

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この記事を書いた人
ダツモヤ

ブログの管理人を行いながら執筆も担当してます。
色んな人の話を聞くのが好きで好奇心旺盛。実体験も踏まえつつ、日常のふとした疑問や気になることを解決できるような発信を目指しております。「よりよき日常」「ユーモアを身にまとう」がモットー!
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