✔「北海道の天気がやばい」どういう状況なのか概要を確認できます
突然ですが、『北海道の天気がやばい』って言われてどういう状況なのかイメージがつきますでしょうか?
「う~ん!」と考え込んでしまった方に厳選した実例をご紹介したいと思います。
やばいと感じるなかでも絶対にお目にかかりたくない事例をピックアップしてみました。
ということで、北海道のヤバそうな天気についてシェアさせて頂きますね。ぜひ頭に入れておいて欲しいと思いますよ~🙇🏻
北海道の天気はやばいとどうなる?【一生に一度のレベル】
「うっ!一生にあるか?ないか?のレベルはイヤだな…..」さすがにヤバそうでコワくなってしまいますね~😣
ただ、私自身、大震災や大水害で住まいが水に浸かったり、車が水没した経験がありますが、こうした一生に一度レベルの天気を経験をしますと、何事もなく生活できる日常のありがたみが身に染みてわかるようになります。
少々怖いイメージもありますが、『北海道の天気がやばい』とどうなるか❓知っておきましょう。
「特別警報」が発令される!
2013年8月から特別警報の運用が開始されて、2014年9月11日に北海道の石狩空知地方及び胆振地域に「大雨特別警報」が北海道で初めて発令!
警報であっても十分深刻な災害が起こってしまうと想定されますが、『特別警報』は警報よりはるかに危険性が大きいと想定されますよ~
『特別警報』って何十年に1度のレベルと表現されることがあります、仮に人生80年とするなら、生きている間に経験するかどうかですね。
従来は台風の接近を機に大雨が降ることが多かったわけですが、線状降水帯による大雨となりました。
千歳市の支笏湖畔における1日の降水量276.5mmを観測、支笏湖畔では歴代1位の記録でありました。
上記画像、右側の357.5m/sは2日前の9日21時~11日21時までの降水量となります。出典元はこちらとなります。
1週間で3つの台風が上陸!
続きまして、やばい天気は見出しの通り『1週間で3つの台風が北海道に上陸』。
2016年8月17日から24日にかけて1週間で3つの台風が北海道に上陸しました。1週間で3つの台風は道内で観測史上初であります。さらに、30日には別(4つ目)の台風10号による大雨も続きました。
この台風によって、道内では堤防が決壊したり浸水や家屋の倒壊の被害がありました。詳しい被害について言及は避けますが、詳細はこちらの資料【平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方】を参考にしてみてください。
8月に複数の台風が上陸した影響で農作物にも影響を与えました。その1つがジャガイモです。ジャガイモ不足でポテチにも波及『ポテチショック』という言葉も話題に…..
何百年に一度の豪雨⁈
道民の方なら忘れもしない豪雨が1981年(昭和56年)8月に……。
「56水害」や「昭和56年洪水」「何百年に1度の大洪水」と呼ばれております。
8月3日~6日にかけて前線が北海道中央部に停滞に加えて台風12号により豪雨。8月23日には台風15号が上陸。記録的な大洪水が発生。
札幌の月別合計降水量&日別最大降水量は過去一です。
【1981年~2023年】の8月降水量を表にしてみました。下記の表をご覧ください☟
年(西暦) | 8月の降水量(合計) | 1日の最大降水量(8月) |
---|---|---|
1981年 | 644mm | 207mm |
1982年 | 47mm | 12mm |
1983年 | 97mm | 47.5mm |
1984年 | 39mm | 23mm |
1985年 | 43mm | 34.5mm |
1986年 | 71mm | 21mm |
1987年 | 134.5mm | 80mm |
1988年 | 165mm | 46.5mm |
1989年 | 146.5mm | 73.5mm |
1990年 | 137.5mm | 44.5mm |
1991年 | 108mm | 89.5mm |
1992年 | 170mm | 54.5mm |
1993年 | 60mm | 13mm |
1994年 | 104.5mm | 26mm |
1995年 | 172.5mm | 39mm |
1996年 | 85.5mm | 37.5mm |
1997年 | 188mm | 60.5mm |
1998年 | 88.5mm | 37.5m |
1999年 | 103mm | 44mm |
2000年 | 103.5mm | 50mm |
2001年 | 135mm | 49.5mm |
2002年 | 102.5mm | 30mm |
2003年 | 90.5mm | 43.5mm |
2004年 | 128.mm | 71.5mm |
2005年 | 114mm | 33.5mm |
2006年 | 36.5mm | 14.5mm |
2007年 | 65.5mm | 20.5mm |
2008年 | 56.5mm | 15.5mm |
2009年 | 63mm | 14mm |
2010年 | 213.5mm | 57.5mm |
2011年 | 109.5mm | 36mm |
2012年 | 121mm | 34mm |
2013年 | 183.5mm | 39.5mm |
2014年 | 217.5mm | 61.5mm |
2015年 | 131.5mm | 72mm |
2016年 | 279mm | 89.5mm |
2017年 | 78.5mm | 34mm |
2018年 | 228.5mm | 44mm |
2019年 | 144.5mm | 26mm |
2020年 | 124mm | 61.5mm |
2021年 | 108.5mm | 52,55 |
2022年 | 233mm | 82mm |
2023年 | 69.5mm | 15.5m |
1981年と2023年を比較すれば「1981年8月の雨量」凄かったのが一目瞭然
最低気温が-40℃越え
まずはこちら画像をご覧ください。
※参照元:気象庁 歴代全国ランキング
100年以上前にはなりますが、最低気温が-41℃…..。
「やばい」って💦
ちなみに冷凍庫が-20℃前後に設定されています。ですので、-40℃になれば液体は凍ってしまうレベル。
肌を露出していたら、確実に凍傷になってしまいます。
最高気温が-20℃越え
約40年ほど前になりますが、1985年1月24日には和寒町(わっさむ)でマイナス21.2度の最高気温を観測しております。北海道では最高気温の低い値では歴代2位、観測史上では3位。
マイナス約20度は冷凍庫の温度ですので、最高気温がこの気温なら逃げたくなっちゃいますね😢
北海道の天気がやばいときの特徴
それでは、ここからは北海道の天気がやばいときの特徴にも触れておきましょう。
気象庁が記者会見
すべての地域に言えることにはなりますが、北海道に『特別警報』が発令された場合には気象庁による記者会見が開かれることになります。
目的は、安全のために注意喚起すること!及び、状況の説明して注意事項や行動指針を伝えること!
おそらく、気象庁と国土交通省の共同会見になる可能性が高いでしょう。
夏の大雨&冬の暴風雪
北海道が他の地域と比べて多い災害の事例は、夏~秋の大雨と冬の暴風雪となります。
冬に大雪になるシチュエーションは以下のようなパターンがあります。
- 発達した低気圧が接近すること
- 冬型気圧配置が何日も続く
他の地域のヤバイ天気を特集した記事もあります。関東のヤバイ天気はこちらも参考にしてくださいませ。
最後に
今回は、北海道にスポットを当てて北海道の天気がとてつもなくやばい実例をみてきましたが、想像以上でびっくりしました。
単に【知っているか or 知らない】ではありますが、他人事だと思わずこれを機に天候や天気にも目を向けるきっかけになれば嬉しい限りであります。