ご丁寧にありがとうございますって丁寧ではないの?言い回しで変わる

わかりやすい イメージ
普段に何気ない会話で「ご丁寧にありがとうございます」とお伝えしたことはないでしょうか❓

何気なく親切にしていただいたり、道に迷ったときに「ダッツ駅の2番出口をでます。正面にある大谷翔平選手の広告に向かって右に曲がり道なりにまっすぐ進みます。・・・・2つ目の信号をわたりきりますと右手にミスタードーナツのお店がみえてきます・・・」というように丁寧な行為に対してできるかぎりの感謝をしようと「ご丁寧にありがとうございます」と伝えたところ。

ふと相手のお顔をみると心地よい感じがしなくて気まずくなったことがあります。少しおおげさではありますが!なぜか気まずくなったのか不思議におもったので、調べて記事にしようと思った次第でございます。ありがとうございますという言葉は頻繁に用いる言葉だけにこのままではすっきりしないと思ったのですよね。

今後、感謝の気持ちを伝える際に「ご丁寧にありがとうございます」と感謝している気持ちをうまく伝えるにはどうしたらよいか参考にしていただければと思います😊

 

誤解される言葉?

もちろん言葉というのは人によってとらえ方が違うのは難しいところではありますが。「ご丁寧にありがとうございます」というのはビジネスや日常生活でも多々耳にすることがあります。

それではなぜ人によっては丁寧ではないという捉え方をしてしまうのでしょうか❓

過剰にていねいすぎるから?

まずは「ご丁寧にありがとうございます」という言葉にクローズしてみましょう。
丁寧ありがとうございますの2つの言葉にわけることができますね。どちらも丁寧なことばでありますのでとくに違和感はないといえます。

次に、丁寧にという言葉に「」をつけてるとより相手を高めることばになります。「ご丁寧にありがとうございます」に文法的な間違いはないといえますが、丁寧を強調しすぎたあまり」を付け加えるだけでバカ丁寧に感じてしまう人もいるようです

過剰に丁寧さを感じるとかえって「嫌味なの?」と感じたことはないでしょうか?例えば、「一緒にいきましょう」と「ご一緒にいきましょう」では受け取るイメージが違ってきますよね。この辺りは微妙なニュアンスではございますが「ご」がつくだけで違う意味になってくるのではと思います。

一方で、発言した側の立場としては、想像していたよりも親切にしていただいたことに対して、できる限りお礼を伝えたいからですが。逆効果になることも考えられます。

端的に伝えたい場合には簡潔に表現するケースでは用いられるかもしれませんが、誤解したニュアンスでとらえられる原因としては「」を用いることで「丁寧に」を強調しすぎたことが1つの原因かもしれません。

誤解をさせてしまう言い回し

ここでは、人にとって捉え方が違うのは誤解をさせてしまう言い回しだから!ではないかと視点から考えたいと思います。結論からいいますと「ご丁寧に」と「ありがとうございます」の間に、動作を表すことばが省略されているため、何をしてくれたことによるありがとうございますかというのが伝わりにくいのではないかと思っています。

意味の捉え方が広くできる言葉や文章に対しては、人によってさまざまな捉え方をさせてしまう余地があります。この言い回しの場合は「ご丁寧に説明していただきありがとうございます」とも「わざわざご丁寧に説明していただきありがとうございます」「ご丁寧に説明することで時間がかかり迷惑でしたがありがとうございます」(笑)と言われているのかはわかりませんね。

丁寧に感じてもらうには

ここまで、「ご丁寧にありがとうございます」という言い回しは誤解されやすいということを考察してきましたがこのままではせっかくのありがとうの気持ちが伝わりません。どのようにすれば少しでも丁寧なありがとうございますという気持ちが伝わるのでしょうか

ここからはできるだけ誤解なく伝える方法についてみていきましょう!

そのまま伝える場合

ご丁寧にありがとうございます」というそのままの形で伝える場合は「声のトーン」「目線や表情」「前後のことば」を意識したほうがよいと思います。ただし、対面で話している場合や電話などで会話しているときに限られます。

声のトーンですが、気持ちをこめて発することにつきます。すごく当たり前のことではありますがそれ以外のところで誤解させる可能性があるとするならば気持ちを込めたことばにあっと驚くぐらいがよいかもしれません(※少々大袈裟ではありますがご了承ください)

次に目線や表情ですが、しっかりと相手の目を見ることです。目や表情のボディーランゲージで相手に気持ちを伝えるイメージです。

最後に、前後のことばを意識してありがとうという気持ちを伝えることです。ご丁寧にありがとうございます。詳しく道をおしえていただいたことで安心しました。本当に助かりました。」という具合です。

ほんの一例ではございます「ご丁寧にありがとうございます」ということばを本当に良い意味で強調してお礼を伝えることができるかと思います。

言い方を変える場合

ここでの大きなポイントは何に対してのありがとうなのかを具体的に伝えることができる文章にアレンジしてみましょう。

◆「ご丁寧に」の対象を明確にする場合◆

・ご丁寧に道案内を頂きまして、ありがとうざいます。

・ご丁寧に解説を頂きまして、ありがとうございます。

・ご丁寧に対応を頂きまして、ありがとうございます。

・ご丁寧に連絡を頂きまして、ありがとうございます。

 

◆「ご丁寧に」を別の表現にする場合◆

・ご配慮いただきましてありがとうございます。

・丁重にご解説頂きましてありがとうございます。

・お忙しい中、対応頂きましてありがとうございます。

◆「ご丁寧な~」を用いる場合◆

・ご丁寧な道案内を頂きまして、ありがとうございます。

・ご丁寧な解説を頂きまして、ありがとうございます。

・ご丁寧な対応を頂きまして、ありがとございます。

・ご丁寧なアドバイスを頂きまして、ありがとうございます。

」の二重使用は不適切になりますのでご確認ください

「ご丁寧なご案内を頂きまして、ありがとうございます」

最後に

ご丁寧にありがとうございます」1つのことばに注目しても、人によりいろんな捉え方をしますよね。ビジネスや日常生活でもありがとうございますと伝える機会がおおいだけに気をつけていきたいところですよね。

単に御礼の気持ちを伝えただけがかえって嫌味に捉えられるというのは避けたいところです。できるだけ誤解を与えてしまう文章や言葉はさけたいものですよね❕改めて「ご丁寧にありがとうございます」を伝える際に大事なポイントを確認しましょう。

実際に対面して話している場合は声のトーンや表情、前後の文章を補足して気持ちを込めてお伝えしましょう

何についての御礼か明確にして誤解されることがないような具体的な言い回しにしましょう

 

皆様がうまくお礼を伝えられるようにお祈りしております👍

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この記事を書いた人
ダツモヤ

ブログの管理人を行いながら執筆も担当してます。
色んな人の話を聞くのが好きで好奇心旺盛。実体験も踏まえつつ、日常のふとした疑問や気になることを解決できるような発信を目指しております。「よりよき日常」「ユーモアを身にまとう」がモットー!
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