交通安全標語でトラックをテーマに大特集!例&作り方のコツを紹介

交通安全標語でトラックをテーマに大特集!例&作り方のコツを紹介

この記事を読んだら
トラックをテーマにした交通安全標語について基本的なことから知ることができます

今思えばとても恥ずかしいことではありますが、、以前、大型トラックがゆっくり左折しているときに「すごく慎重だな~」と思ったことがありました💦

その後、ひょんなことからトラックを運転する機会がありましてこの考え方は360℃以上変わってしまったわけであります。

モノがないと生きていけない私たちの物流を支えている『トラック』をテーマにした交通安全標語について特集していきたいと思います。

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トラックがテーマの交通安全標語とは

トラック 【交通安全標語】

まず、今回のトピックであります、、

トラックがテーマの交通安全標語】とは:

(業務用)トラックの事故未然防止に向けた運転マナー向上のため!運転手の注意喚起や知識整理のため!

運送会社では社内で交通安全標語に取り組んでいる会社が多いんですが、目的は運転中の事故防止につなげるため。

国内の物流と言われると貨物鉄道輸送や船舶輸送がありますが、過半数を占めるのが自動車輸送。そのなかでも『トラック』が中心。(※もちろんすべての物流が大切であります🙇🏻)

業務用トラックは一般的な車と比べて大きくて重量があります。それだけ交通事故時の危険性が高くなります。

運転前の朝礼時にこうした交通安全標語を声に出すことで、体が無意識に覚えてとっさの判断に役に立つ可能性も十分考えられます

トラックドライバー

「事故に気をつけましょう!」丁寧に説明することもできますが、、標語のように短い言葉を声に出せば体で覚えることもあります👌

トラックがテーマの作品例&技法(コツ)を合わせてご紹介!

トラックドライバー よっしゃー!やるぞ

世の中に公開されている【トラックがテーマの交通安全標語】をご覧いただきましょう。交通安全標語から引用させて頂きますね🙇🏻

 

すべての交通安全標語が素晴らしく色んな気付きがあります。

例1.比喩を用いる

運転中 手にした凶器 スマートフォン

引用元:交協連「交通事故防止に関する標語・体験記・児童画」2022年入選作品より

~技法~
こちらの標語をみてお分かりだと思いますが、スマートフォンを凶器に喩え(たとえ)ています

「スマートフォンを使いながら運転しないように」とただ伝えるだけでなく、どれだけ恐ろしいことか!たった1語で表現できます。

長文で説明することなく「ながら運転の危険性」の程度や度合いを表現できるのが【比喩】であります。読み手にインパクトを与える言い回しにしたい方には必見の技術。

~所感~
たった3句からなりますが、心にグサッとくる標語ですよね🤔

本当に「ながら運転」って怖い💦

事故の原因で”不注意”が挙げられます。スマホみながら運転は視野が限定されてしまうので、死角になっているところから人が飛び出してきたのに気付かなかった可能性は考えられますよね~。

特に大型トラックになれば、ミラーで確認しても見えづらい死角がありますので注意が必要ですね。

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例2.リズムを意識する

まずは素晴らしい作品を・・・

目に見えぬ 危険を察知 プロの技

引用元:交協連「交通事故防止に関する標語・体験記・児童画」2022年入選作品より

~ポイント~
こちらの交通安全標語の内容に目がいってしまいますが、、後ほど素晴らしさには触れたいと思います🙇🏻

標語の型に注目してください。俳句ではお馴染みの「五・七・五」音の形をとっています

日本語特有の美しいテンポがよい響きと言われておりますよ~👌

実際に数えてみましょうか

『目に見えぬ』➡「め・に・み・え・ぬ」の五音

『危険を察知』➡「き・け・ん・を・さ・っ・ち」の七音

頬む 女性

」・・・小さい「つ」は促音(そくおん)と言いまして1音カウントしますよ😊

『プロの技』➡「ぷ・ろ・の・わ・ざ」の五音

ご覧いただいたように、五七五の形を意識するだけで「うんうん!わかってるね~」と思われちゃいますよ👍

~所感~
さて、内容面でもシンプルにトラックを運転するうえで大事なことが詰まっています

目に見えぬ 危険を察知」は、とてつもなく深~い言葉❕個人的に、、話始めると永遠に止まらないレベルです。

トラックを運転することは、常に予測の連続です。

基本的なことになりますが、カーブや右左折時には、内輪差を意識して曲がらなければなりません。

渋滞で納期に間に合うか怪しくなったときには精神的にイライラしてくる自分を基準に行動しなければなりません。

トラック 内輪差

例3.押韻(おういん)

押韻(おういん)とは、似たような音の響き(韻)を用いること!押韻を用いれば、読み応えのある標語を作ることができます。

例)『トラックで 届けたい・贈りたい 安心を』byメッセージ研究室

韻だからってラップ調で話すのはやめてくださいね😂

交通安全標語 無意識で体が覚える

YO!・・・、韻をうまく用いればリズミカルに聞こえて口ずさむたくもなりますね(笑)
無意識レベルで体に刻み込まれるようになれば安全運転につながる良さもあります。。

でも、真剣に向き合うことも忘れずに!

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トラックがテーマの交通安全標語の作り方

うん!ここからは【トラックがテーマの交通安全標語の作り方】へと移っていきましょう

トラックがテーマの交通安全標語

トラックに関する「交通安全標語」のルールを確認する

「交通安全標語」の大きな目的は、交通ルールを守って事故がない運転を促すことになりますが、、標語によって細かいルールやテーマがあることも・・・。

あくまで例にはなりますが、トラックの車両点検に関するテーマと決めらている場合も考えられます。

伝えたいアイデアを出す

「誰に何を伝えたいのか!」とにかくアイデアを出してみましょう👍

手順の参考まで。意識してみてください。誰に対するメッセージなのか!何を伝えたいのか!考えましょう。

まず誰に対して ➡ 【運転手】 or  【管理者】
何を ➡
【出発前の車両点検】 or 【運転時のマナー】 or 【荷物を下ろすときに注意したいこと】  or  【健康について】

伝えたいメッセージを1つ決める

先ほど、出したアイデアから伝えたいメッセージを決めていきますよ。

標語に含まれるメッセージは1つにしましょう

なぜなら、メッセージがいっぱいあるとわかりにくくなるから!

伝えたいことが2つ、、①運転者に左折時や右折時の前輪と後輪の内輪差を気をつけましょう!②眠い時には無理しないで少し休もう!あるとします。

両方大事ですが、標語が1つである必要はありません。

運送会社で標語を唱和する際には、日替わりで内容が変えることが多いようです。

言葉を選ぶ

伝えたいメッセージが決まれば、あとは言葉選びです👌

モチベーションが上がる前向きな言葉は運転への士気をあげることに繋がり効果的です。

例えば、家族のために仕事を頑張っている方に対しては、、

ただいま・おかえり 今日も無事故 継続中』byメッセージ研究室

ように、家族のことがイメージできるような内容にしてもいいのでは・・・。

~言葉を選ぶ際に頭にいれておきたいこと~
「気をつけて」と注意喚起する言い回しは相性が聞きやすい言葉でありますが、「〇〇しろ」「〇〇しなさい」ときつく聞こえてしまう命令調は逆にテンションが下がる場合もありますので注意しましょう🙇🏻

推敲(すいこ)して表現技法を取り入れる

ある程度、形になりましたら推敲[仕上げる際にあれこれ調整すること]するのがとても大切になりますよ👍

ここでの調整次第で作品の良さがググ~ンと上がります。前の章でご紹介しました表現技法を取り入れながら、語順やリズム感を意識しつつ、音読しながら取り組むのもおススメであります👌

◇意識したい表現技法◇

  • 比喩
  • リズム
  • 押韻
  • 対比構造

実際にトラックをテーマに交通安全スローガンを作ってみた

さあ、せっかくですのでここまで見てきた内容をもとにトラックをテーマにした交通安全標語をつくってみましたよ。参考になりましたら幸いです🙇🏻

例①

通れるかも! 経験よりも 確認を』byメッセージ研究室

経験豊富なトラックー運転手になれば、肌感で判断できることが多くなりますが、まあいけるだろうとギリギリの判断が求められるときには、実際に降りて確認をしたほうがよいでしょうとのメッセージを込めております。

もちろん、経験が多いゆえに確認するという選択をするドライバーさんが多いのでしょうが、、こうした標語は、歴が浅い運転手が「〇〇さんが降りて確認することがあるなら・・」と、目視確認をするきっかけになるのではと思いましたね🙇🏻

例②

異なるルート 安全に・慎重に 普段より』byメッセージ研究室

急な大雨で道路が封鎖!ルート変更を余儀なくされてしまいましたが、慣れない道ほどいつも以上に気をつけましょうとのメッセージになります

「安全に・慎重に」を強調した標語となります。冒頭でお伝えしましたトラックが慎重に曲がっていることについて何もわからず発言しましたが、いかに大事な運転マナーか感じました。

最後に

運転時の【危険予知】は本当に色んな想像力が必要になりますよね

実体験でもありますが、何度も通っている片側一車線の山道を運転中。鹿やたまに熊が出る道💦

暗くなって野生の鹿が道を塞いでいたので、停止していなくなるまで待っていましたが、、急に飛び出してきた鹿にぶつかってしまった経験があります。

それはさておき、はじめ通る人はおそらく道に鹿がいても気付かずクラッシュしてしまうのではないかとさえ感じてしまいます。山道の運転はハイビームやクラックションを使ってお気をつけてください🙇🏻

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この記事を書いた人
ダツモヤ

ブログの管理人を行いながら執筆も担当してます。
色んな人の話を聞くのが好きで好奇心旺盛。実体験も踏まえつつ、日常のふとした疑問や気になることを解決できるような発信を目指しております。「よりよき日常」「ユーモアを身にまとう」がモットー!
もやもやした気持ちから脱(ダツ)することができるような記事をお届けしていきます。

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