✅日本ではトイレがどのように言われてきたのか確認できます
✅トイレと言われてきた期間は歴史ではそこまで長くなかったと感じます
教育熱心な⁈親の影響で小学生の頃に同級生に「お手洗い言ってくる」と言っていた時期がありました😂
間違った言い方ではないのですが、相手やTPOに応じた言い方が大事ですよね。幸いなことに「ネタで言ってるんだろうと~」と受け止め続けてくれていたようですが、陰でお手洗いマンとかお手洗い野郎と言われていたかも(笑)
だけども、最近になって、昔の呼び方シリーズの一環としてたまたまトイレをあれこれ調べておりましたら・・・見慣れない言葉ばかりで衝撃をうけて、トイレの歴史が深い感じたのでみなさまにも共有させて頂きたいと思います👍
トイレの昔の言い方
では、日本で昔はトイレのことをなんて呼んでいたのか?時系列順にいくつか時代をピックアップして見ていきましょ~👍
奈良時代~
有名な日本で古い書籍である「古事記」(712年)によれば、
トイレのことを『厠』(かわや)と呼んでおりました。
語源は、川屋の説が有力。川など水が流れる上に建てた簡易的な建物で用を足していたことからこう言われたとされております。
※ちなみに奈良時代は西暦710年~794年となります
ただし、身分が高い方しか使うことができず、多くの人は道端でしていた模様
平安時代~
平安時代には、『樋箱』(ひばこ)と言われる持ち運びできるトイレが使われるように❕
虎子(まる・こし・おおつぼ)のように便器として用いられました。身分の高い貴族がメインで使っていましたが、家来が箱に入ったものをキレイする役目でありました。
継続して奈良時代と同様に川屋で用を足されていたと考えられます。この時代も『厠』と呼んでいたと推測できますね。
ただし、源氏物語には既に便所の記載がありますことから、『便所』と呼ばれていたと考えられます。
多くの人は厠を使えなかったことからその方達がどのように読んでいたのか生活様式や環境によると考えられますね。ただ、人目にふれない場所にいって事を行っていたことから、『はばかり』。汚い意味で『不浄』と言われた可能性があります。
※平安時代は794年~1185年となります
江戸時代~
鎌倉時代以降は汲み取り式が広がったとみられております。
江戸時代も『厠』と呼ばれていましたが、戦国時代にはお茶会での厠のことを『雪隠』(せっちん)と表現されておりました。雪隠にはの呼び方が誕生した背景には諸説ありますが、当時では比較的上品な言い方と認識されております。
『雪隠』といった呼び方は昭和初期にも呼ばれていたようです。
※江戸時代は1603年~1868年となります
昭和時代~
昭和からと明確な線引きをすることは難しいのですが、この時代からは、、
『お手洗い』や『化粧室』と呼ばれるように❕
昭和の終わりには、
『トイレ』(和製英語)や『W.C』と呼ばれたり表記されるようになってきました。
長い期間でみれば、『トイレ』と呼ばれている歴史は
まだまだ短いんですね
トイレの別の言い方
うん、、それでは続いてトイレの他の言い方にも目を向けてみましょ~👍
現在使われている別の言い方
お手洗い・・・比較的に幅広く使われている呼び方ですね。
便所・・・トイレが広く認知されておりますが、年配の方を中心に便所という方もいるのではないでしょうか?
W.C・・・water closetの略になります、アメリカでは今は呼ばれることはほぼなくなりましたが、イギリスでは使われていたり、フィンランドではWCをヴェセ―と呼ぶことがあります。
wash room・・・カナダで広く用いられる表現ですが、覚えていて損はないでしょう。
おしゃれな言い方
既に日本で言われているおしゃれな言い方を紹介しましょう。
おしゃれな言い方も別で特集しておりますのでよければ参考にしてください。
上品な言い方
お化粧室・・・トイレをイメージさせないのは品がありますね。
レストルーム・・・公共施設内のトイレを表す意味合いが強いですが、日本だと品がよく聞こえますね。
上品な言い方も別で特集しておりますのでよければ参考にしてください。
最後に
トイレの言い方は世の中の流れがありますが、極端に言えば、生活のスタイルやどのようなトイレを使っているかに左右されると考えてもよさそうですね。
今は目にすることがない「ぼっとん便所」でありますが、もし、まだ使っている人がいれば昔の言い方ではなくなるわけですしね。
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