✔『ネットサーフィンの今の言い方』がわかります!
“ネットサーフィン”、今も使いますか❓
スマホさえあればどこにいても時間をつぶすことができますね。ネットにアクセスさえできれば、好きな動画を観たり音楽を聴いたりゲームも。暇つぶしは永遠にできちゃいます!
気になることは検索窓に入力すればすぐに調べられますし、関連キーワードが新たな興味を搔き立ててきますね。ネットサーフィンしていたら朝になっていたなんてことも……🤣つい数日前もそんなことをして貴重な寝る時間を削ってしまうことに!
ひょんなことから『ネットサーフィン』について、友人と話していると「最近、この言葉使わなくない?かといって代わりの言葉とかあるのかな….⁉」との会話に。個人的には自然に使っている言葉であっただけに思うところがありまして、色々調べていましたら又しても徹夜、、(笑)
ということで、せっかくですので【ネットサーフィンは死語なのか⁉】・【ネットサーフィンの今の言い方】についてをシェアさせて頂きたいと思いますね👍
ネットサーフィンは死語なの⁉
さて、ひとまず最初にネットサーフィンが死語なのかお伝えしておきますね。
実は…..厳密には死語ではありませんが、捉え方によっては死語ということもできます
“ネットサーフィン”は現在も使っている人(私自身も)がいる言葉であって死語ではありません。
ここでの死語の意味は「以前は使っていたのに現在は使われなくなった単語(=廃語)」のこと。
※参考元:
デジタル大辞泉「死語」の意味 ,精選版 日本国語「死語」の意味,goo辞書 死語(しご) とは?,フリー百科事典 死語
ただし、何年も前の流行語やギャクのようにトレンドやその時代を表す言葉は、時の経過ともに使用頻度が少なくなっていきます。ネットサーフィンは1992年に作られた造語であって現在は使われなくなった単語という捉え方(=死語)もできます。
では、死語認定にはどのような基準があるのでしょうか?
参考までに、辞書を作っている専門家などが発信してる情報などを踏まえますと、以下のようなものが挙げられますよ~☟
✅その単語に対する世の中の空気感や認知度
✅今後(10年間)、その単語やフレーズが使われるかどうか
✅「ネットサーフィン」と言われても、皆がわからない
これらを考慮して死語認定されるようです。
ネットサーフィンはインターネットは今後も使われるのは間違いないですし、死語ではなさそうですね。
参考元:
wiktionary.org 死語
withnews 話題「ぴえん」はもう死語?
ニコニコ大百科 死語
ネットサーフィンの代わりの言葉!
ではでは、ネットサーフィンを今風に表現するとどういう言い方ができるでしょうか❓一緒にみていきましょう。
✔タグる
✔タブる
✔ディグる
✔ブラウジング
✔ググる
タグる
“タグる“とは平たく言えば、SNS(Instagram・TIKTOK・YOUTUBE・Facebookなど)でハッシュタグを使って情報収集(=検索)すること。ハッシュタグは”#“が先頭にある言葉やフレーズのこと。
おそらく”タグる”と言うことばを頻繁に耳にするわけありませんが、SNSを利用しているユーザーの多くがタグを辿って興味があるコンテンツを観ています。この行為を”タグる”と言いますよ。
SNSユーザー数やユーザーの動向の統計データを収集しているDATAREPORTALによりますと、
日頃から使っているユーザー(16~64歳)がSNSを使う目的は時間があったから。
いわゆるネットサーフィンのように暇つぶしに色んなコンテンツを観てしまう。もちろん、一番の理由は友達や家族と連絡する目的ですが、時間に余裕があれば、興味があるコンテンツをタグってしまうのでしょう。
参考データ:
総務省 第2部 情報通信分野の現状と課題 第6節 国内外におけるサービス・アプリケーションの動向
DATAREPORTAL GLOBAL SOCIAL MEDIA STATISTICS
タブる
“タブる“、こちらもSNSを利用する際に🔍をタップ(利用して)検索窓に入力することで興味があるコンテンツや情報にアクセスすることを言います。
とくに日本国内ではInstagramの発見タブ機能を使った検索数はタグるよりも多い*との1つのデータもあるようです。
※数年前の情報となります
1992年にネットサーフィンという造語が出来きましたが、当時から約22年です。その間に様々なプラットフォームが出来ており2017年に登場したInstagramは若い世代が利用しています。
とくに日本では発見タブの検索数が多く、Googleの検索数よりも何倍も多いとのデータがあります。
*参考元:PR TIMES Instagram利用時、メインで”タグる”人は18.1%に対し、”タブる”人は37.4%!
ディグる
“ディグる“はもともと音楽業界の用語。英語でDig=掘るとの意味が派生してよい音楽を見つけ出す行為を表すスラング(俗語)で使われます。音楽好きな人は聞いたことがあるフレーズなのではないでしょうか?
そうした意味ですが、Z世代を中心にある特定の情報を探す意味で用いられています。SNSユーザーにとっては意外と定着している表現になっていますね。
もはやXは漫画をディグるツールに…
— Gorgeous (@gorgeousmtn) April 8, 2024
手元が狂ってSafariのブックマーク全消去してもうた…
今まで調べに調べた膨大な情報が一瞬で消え去った
また気持ちを入れ替えてディグるしかないな、、悲しみ_(:3」∠)_— kj (@kj26307092) April 6, 2024
ブラウジング
“ブラウジング“や”ブラウズする“と表現することもできます。
今風の言い方といわれるとちょっと微妙な気がしますが、比較的丁寧な言い方でもありますし、まだまだ使われると思われます。
ブラウジングのことを「拾い読み調査」と呼ぶことも。
browserの語源は、browse(本や雑誌をあちこち拾い読みする)という動詞。
引用元:フリー百科事典 ブラウザ
SNSで使っている方もいらっしゃいますね。
Androidでブラウジングしててpdf開くと毎回保存されるの嫌い
— すぎわっと(ゼルク) (@ZELK_) April 4, 2024
ググる
一番最後にご紹介するのは”ググる“です。
こちらですが、今風というより現在も使われているので検索サイトでは老舗で大手でありますね。
個人的には”ググる”はとても落ち着くワードです😊
学生時代にGoogleが普及したときには「Google先生」とかよく言っていたこともありましたね~(笑)
最近はあまり使わなくなった言葉
さて、せっかくですのでネットサーフィン以外にも最近は使わなくなった言葉を触れておきたいと思います。箇条書きで並べておいていきますね🙇🏻
※あくまで数ある言葉のなかからピックアップしたものとなります
生活様式の変化で使わなくなった言葉
●黒電話・・・昭和初期に導入された電話機
●ぼっとん便所・・・落下式トイレのこと。
※『トイレの昔の言い方』も特集してますのでよければ参考にしてみてください。
●はんてん・・・和服の防寒具
●背広・・・『スーツの昔の言い方』のこと。
●チャンネルを回して・・・昭和から平成初期にかけて使われていたテレビに関するフレーズ
●ビデオテープ・・・テレビの画像や音声を記録するテープ
流行語&ギャグ
●チョベリグ・・・1996年の流行語大賞TOP10の1つ
●OK牧場・・・昭和に大ブームとなったギャク
●当たり前田のクラッカー・・・昭和に流行したギャク
●インド人もびっくり・・・有名な芸人の方のギャグ、CMにもなった
●ホコ天・・・歩行者天国
●激おこプンプン丸・・・ギャル語「おこ」から派生したインターネットスラング
●許してちゃんまげ・・・昭和世代のオヤジギャグ
●ごめんくさい・・・有名な芸人の方のギャクのフレーズ
最後に
ネットサーフィンがちょっと古臭いという時代になってしまったのですが、それだけ色んなプラットフォームが登場してきたんだとあらためて実感することになりましたね。
言葉の古臭さ=変化とも捉えることができると思いますが、それは属するコミュニティによっても言葉の使用感やトレンド感が異なります。
ネットサーフィンという言葉1つが、こんなに深いとは思いませんでしたね~🤔