✅日本におけるキッチンの昔の言い方や歴史がわかります。
先日から始めている『昔の呼び方は何だったの?』ですが、今回も日常生活に結び付く言葉をピックアップしてみました。
どこに住んでいても生活するために欠かせないのが『キッチン』❕衣食住の住まいにも食にも関わってきますね~😊
にも関わらず『キッチンって昔はなんて呼んでいたの?』と聞かれたら意外に考え込んでしまい自信がありませんでしたので慌てて調べてみましたよ~💦
ということで、キッチンの昔の言い方は何だったのか❓日本のキッチンの歴史にも焦点をあてながらみていきたいと思います👍
キッチンの昔の言い方とは
まず、結論ですが、、
読み方:だいばんどころ
となります。
ちなみに、台所は台盤所の略や語源と言われております。台所でもオッケーよさそうですね。
他に考えられる言い方
では、他にも考えられるキッチン(台所)の言い方を列挙していきますね👌
◆台所・・・先ほどもご紹介しました台盤所と同じく中世からの言い方となります
◆勝手場・お勝手・勝手口・・・女性が何かと仕事を押し付けられる時代に、台所では比較的自由が効いていたことからこのように言われております
あれっ!「勝手口」よく聞いたことあるよ~🤔
昔おばあちゃんが言っていたんだよね
◆女房の詰所・・・詰所が休憩の意味もあることから、ニュアンスはおそらく「お勝手」と同じだと推測できそうです。
国内の『キッチン』の歴史と呼び方の移りかわり
もう少しわかりやすく、キッチンが現在までのどのように呼ばれてきたのか時系列でご紹介しましょ~。
日本をメインにまとめてみましたので参考にしてみてください。
日本
時は遡りまして、平安時代(794年~1185年)に台所のもとになる『台盤所』が誕生したとされております。貴族の家で働いていた女性が台盤といわれる台で食事の準備をしていた場所であります。食器や料理の盛り付けを行っていた。
ただ、縄文時代にも既に炉を使って調理する習慣がありました。
キッチンは日本語に訳すと台所でありますが、中世以降(1050年頃~1550年頃)は台盤所を省略して台所(ダイドコロ)と言われていたようです。
近世(1615年頃~1868年頃)はダイドコとも呼ばれていたよう。
※中世や近世が指す時期については諸説ありますので、明確な時期については推測の域を出ないです🙇🏻
明治時代になっても竈(かまど)が調理の主要方法でありましたが、1950年頃には電気やガス水道のインフラが徐々に整っていき、その後、システムキッチンも普及するようになって、『キッチン』と呼ばれるようにもなってきました。
Kitchenの語源
キッチンは和製英語にはなりますので、英語では「Kitchen」でありますが、
英文字の『Kitchen』の語源はラテン語につながります。料理するという意味の言葉から転じてcyceneに、現在は『kitchen』と呼ばれております。
料理するという意味から成り立っていると覚えればイメージしやすいですね。
最後に
今回は、キッチンの昔の言い方についてみてきましたが、奥が深いなあ~と感じましたね。
『キッチン』と同じ意味の「台所」を基準にすれば想像以上に言い方が多くてビックリ。正直、世界のキッチン情報もまとめる予定でおりましたが、日本の情報もなかなか濃いもので追っていくのが大変でしたね😂
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