✔シーツの昔の言い方がすぐにわかります
昨日からスタートしました昔の言い方シリーズでありますが、第2弾は敷布団(しきぶとん)が汚れないようにするために上に被せる布である『シーツ』❕
『コート』に続きましてこちらも海外から入ってきた言葉のような気がするんですけれども、、昔の言い方はさっぱりでして💦
もちろん、昔の言い方を知っているか知らないかだとは思うのですが、寝る時間は常に使っている『シーツ』。人生の4分の1以上(睡眠時間6時間以上とした場合)を共に過ごしているはずなのにシーツに対して知識がないというのは悲しいよな～と感じてしまいました🤔
ということで、シーツの昔の言い方やシーツの歴史についてまとめてみました。よければどうぞ。
シーツの昔の言い方とは！
さっそくではありますが、シーツの昔の言い方をご紹介していきますね👍
シーツの昔の言い方とは、、
です。
漢字を確認すると意味から想像しやすい。わかりやすいものですね。
ただ、敷布(日本語)とsheets(英語)では、「言葉が誕生した背景が違うのでは？」と思ってしまいます。
ということで、次の章ではシーツの歴史についても簡単に見ておきましょう。
シーツの歴史と呼び方の変遷
こちらでは、日本と世界のシーツの大まかな歴史を確認しながら、呼び方も確認していきましょう。
日本
日本でシーツが広く使われ始めたのは、明治時代からではないかと言われております。世界で使われていた習慣や文化を取り入れたよう！『Sheet』を日本語で訳したときに当てられた『敷布(しきふ)』ということばが当てられて呼ばれていたとされております。
『敷布』とは、シーツ sheetともいう。ベッド，敷きぶとんなどの上に敷く広幅の布のこと。素材は主として木綿の平織のもので，色は白のほか，色物，プリントなどもある。最近はパイル地，タオル地などを使用した冬用の暖かいものも出ているが，いずれも洗濯のきくものを使用する。日本では江戸時代の末まで寝具に敷布を用いる習慣はなかった。おそらく明治になってから，衛生上と寝具の保護の理由で，欧米の習慣を取入れたものであろう。
引用元:ブリタニカ国際大百科事典より
しかしながら、シーツという言葉が使われたからといって、その頃の寝具は現在の寝具とは全然違いました。明治時代の1887年に今では寝具で有名なふとんの西川が取り扱いを開始しましたが、まだまだ高級品。
それから年数を経て、布団が広がるにつれて避けて通れない問題が生まれました。それはカビです。衛生面を考えると敷布(しきふ)が必要となったことは想像しやすいのでは！
1970年代頃まではシーツよりも敷布(しきふ)と言っていた方が多かったみたいです。
世界
一方で、世界でのシーツの歴史は日本よりも長いとされております。
シーツの始まりは？
諸説ありますので断言することはできませんが、Bed sheet(ベッドシーツ)に限定しますと、15世紀に使われ始めたとされております。
The term bed sheet was first used in the 15th century. Bed sheets were traditionally white and made of cotton, linen or silk, however, now various colors and patterns are used.
引用元:en.wikipediaより
ただ、13世紀には欧州ではpair of sheetsという言葉が確認できていた模様。上にかける布団及び下に敷くためのシーツと両方の意味を持ち合わせている。
シーツは西洋では本来上掛けと下敷用の2枚が使われ，〈pair of sheets〉の語がすでに13世紀半ばにあらわれている。
引用元:世界大百科事典
最後に
はるか昔から人間は毎日寝ていたわけであります。なので、結構前から『ふかふかの敷布団に掛け布団があったんですよ～』とお伝えできるかな～ともちょっぴり期待しておりましたが・・・
実際に、今のようなふかふかの羽毛のふとんが普及し始めたのは、1970代頃と言われております。なので、シーツという言葉が使われるようになってきたのは最近だと言えそうであります。
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