コートの昔の言い方とは!聞きなれない&歴史が深いものだった

コートの昔の言い方とは!聞きなれない&歴史が深いものだった

この記事を読んだら
✅コートの昔の言い方がわかります
✅日本と国外におけるコートの歴史に触れることができます

「コートの着こなし方だけでおしゃれにみえてしまう」ファッションでは欠かせないイメージが強いコートでありますが、どうやら昔の言い方は違うみたいなんですね🤔

コートっていうから国外が発祥なんだろうけど「なんて呼んでたの~?」と色んな疑問が頭をグルグルと回り始めてたら、気になって調べてしまっておりまして・・・

簡潔にまとめてみましたので『コートの昔の言い方』にも目を向けてもらえればと思います。

コートとは何?

あらためてにはなりますが、『コート(服)って何ですか❓』。こうしたことにも触れておきましょう。

コートとは、外側にきる衣服や衣服の種類のこと。オーバーコートの略とされてます

今の時代のコートの目的っておそらく2つじゃないかと思うんですけれども、、

✔おしゃれにコーディネートするアイテム or ✔寒さをしのぐための服

どのように思いますでしょうか?

コートの昔の言い方とは

うん!

そうしましたら、コートの昔の言い方をお伝えしていきますね。

コートの昔の言い方は、、

外套
読み方:がいとう

海外からの洋服が入ってくるようになって、オーバーコートに日本語で外套と当てられたとされております。

きれいな女性 噴き出し用

聞きなれなくてなじみがないわ~💦

1870代前後には、

上衣(おわこーと)、雨衣(おばあこーと)

と文献にしるされているようです、、上衣とか雨衣と記されていることからも、外側に着る衣類だったり雨や寒さから身を守る衣類の意味合いが強い印象をもってしまいますね~。

福沢諭吉の1867年(慶応3)刊行の『西洋衣食住』には「上衣(おわこーと)」とあり、1878年(明治11)刊の原田新次郎の『西洋裁縫教授書』には「雨衣(おばーこーと)」とある。また1896年(明治29)刊の『日用百科全書 衣服と流行』に「オバア、コート」とあるが、陸・海軍、警察官その他の官服の規定では「外套」といい、オーバーコートとはいわなかった。

引用元:日本大百科全書より

ちなみに、オーバーコート(コート)を表現されるようになったのは大正時代に入ってからとされる見方が多いよう。

コートの歴史

ではでは!こちらではコートの歴史については触れておきますね。

日本の歴史

日本でのコート始まりについて確認しておきましょう。

日本のコートの始まり

実際のところ、日本国内のコートの誕生にも諸説が色々ありまして「コートが誕生したのはこの日です」と明確にお伝えすることは難しいです。

とはいうものの、日本においては防寒用で着られるコート(オーバーコート)でありますが、概念としては1782年ロシア帝国から帰国した運輸船の船長「大黒屋光太夫さん」が持ち帰った衣服を説明したものが始まりと言われております。кафтан(かふたん)と記されていました。

кафтан(かふたん)とは、ロシア語、特にオスマン帝国時代の男性用上衣のこと。

世界の歴史

コートは世界から日本に入ってきたものであります。それだけに世界でのコートの歴史も見ておきたいとこ。

語源

まず、語源でありますが、なんと古代ドイツ語でありますKozzaなどからきているもよう。

語源は、古代高地ドイツ語コッツアKozza, Kozzoという粗末な外套(がいとう)を表す語からきており、フランス語ではcotteといわれる長い袖のついた長衣の意。コットは13世紀ごろに男女とも着用した外衣であるが、この後コットやローブrobeの上に着る外衣がサーコートsurcoatの名でよばれている。英語のコートcoatは、フランス語のコットが入って変化したものと考えられる。16世紀ごろには上衣のウエストコートwaistcoatに対し、ウエストから下のスカート部や、内着のシャツをペチコートpetticoatとも。

引用元:日本大百科全書より

コート歴史の変遷

現代に至るまでにどのような遷り変わりを辿ってきたのかご紹介しましょう。

始まり?:カフタン民族衣装(西アジア)

コートのベース:14世紀purpoint(フランス)・・・西欧の兵が防具の下に来ていた下着の一種

男子の上衣誕生:17世紀justaucorps(欧州)・・・長い上着の誕生。襟はなかった。

女性的な上衣へ:18世紀

フロックコート人気:18世紀後半

ルダンゴトの登場

大型防寒コートの出現:19世紀初め

ケープ付きのオーバーコート:19世紀後半inverness

box coat(ボックスコート)やmacfarlane(マクファーレン)、burnous(バーヌース)、paletot(パルト)、raglan coat(ラグランコート)

正装用外套の誕生:19世紀チェスターフィールド

ポロコート誕生:20世紀・・・背中にベルトがついている丈が長いコートになります

最後に

昔、おじいちゃんがコートのことを「外套(がいとう)」と表現していた気がするんですけれども、結局、時代の変化とともにコートと表現するようになっていたような❕

そのようなことを思いながらも、今は亡き人たちの会話で使っていた言葉を振り返ることで、当時の生活がほんのちょっぴり垣間見えたのかな~と感じました。

『コートの昔の言い方』を調べることは、コートを通じて過去からの今へのつながりを知る意味でも面白くて、個人的には楽しかった特集でありました🙇🏻

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この記事を書いた人
ダツモヤ

ブログの管理人を行いながら執筆も担当してます。
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