陽春の候をじっくり特集!詳しい意味から時期まで全部しっちゃおう

陽春の候をじっくり特集!詳しい意味から時期まで全部しっちゃおう 手紙

陽春の候をじっくり特集!詳しい意味から時期まで全部しっちゃおう

春になりましたね😊

新しい出会いや集まりも多く新鮮な気持ちになりますね。催し物や懇親会など出会いが多いです、、ということで、お礼状やら手紙やらはがきを書くことがおおくなってきていないでしょうか

目上の方へ手紙を贈る際には時候の挨拶が欠かせませんが、時候の挨拶は使う時期が明確でないのでついつい不安に❕

手紙は伝統的なコミュニケーションの一つですので形式が重要視されます。適切に時候の挨拶を選ぶことも重要であります。

お馴染みの時候の挨拶シリーズですが、今回はなんとなくはイメージしやすそうとの印象がある「陽春の候」について、できる限り身近な話題も混ぜながらまとめて記事にしてみました❕

ぜひ陽春の候を用いるか検討している方にも参考にしていただければと思います

きれいな女性 噴き出し用

「陽春の候」なんとなく明るいイメージだから春なら使っても良いかな~

基本的な意味

陽春の候

読み方:ようしゅんのこう

意味 :春らしい好季節。あたたかな春を感じるこの頃。

※時候の挨拶で用いられる

基本的には、時候の挨拶で用いられる言い回しになります。文語で用いられるため、耳にすることが少ないだけにイメージはしにくいかもしれませんが。手紙では4月初旬頃~下旬頃にはよく見かける季節を表現する挨拶になります。

それでは「陽春の候」の辞書的な意味も見ていきましょう

春の陽気にみちた時候。手紙の挨拶文に用いられる

引用元:実用日本語表現辞典

春の陽気ということばでは、含まれてるニュアンスの範囲が広いですので陽気が用いられる身近なニュースも参考にしてみましょう!

少し調べてみるだけでも。以下のような表現がありました

春の陽気で暖かく。ポカポカ陽気」➡春らしい暖かさ

「ヤマザクラが見ごろを迎えて春の陽気が感じられます」➡春に咲く花や草花が盛り

いずれも春らしい暖かさを感じる意味や春に咲く花や草花が盛りをみせている意味で用いられております!

用いる時期はいつ?

ここまで基本的な意味を確認するようにあれこれと意味を掘り下げていきましたが、それらを踏まえると「陽春」春らしい暖かさや春に咲く花や草花が盛りを見せる季節感のイメージといえるのではないでしょうか。

用いる時期はいつなのでしょうか?

結論は

3月下旬頃~4月下旬頃

となります。

時期は目安です。手紙を贈るお相手の方が感じるであろう季節感を大切にしてみてください

季節感とは

では、時期という視点で春に咲く花や草花が盛りを見せる季節感をもう少し掘り下げていきましょう。

◆桜開花◆
春に咲く花・草花というと3月下旬頃~開花する桜は代表的なものですが、長くて4月中旬頃までは見ごろを迎えるとされます。

旧暦の春

引き続いて時期を考えるうえで切り離せないのが旧暦の春・夏・秋・冬をあらわす二十四節気です。春のなかに清明(4月5日頃~19日頃)とされる時期があります。

清明とは、すべての生物が清らかな明るさに満ちる時期とされております。つまり、春に咲く花や草花が盛りを見せるイメージと重なります。

「陽春」をテーマにした身近な例

さてさて、陽春と聞きますとどのような印象を思い浮かべることができますか?

ピッタリのものがありましたよ~👌

陽春(はる)

調べていく中で、タイトルに陽春を用いた「陽春(はる)のパッセージ」という田中陽子さんのかわいらしい歌がありました。

当時のPVや歌詞を見ていきますと新しい出会いのときめきや青春を表現している歌。新年度になりクラス替えや初めて会う人との出会いや恋についてのテーマとなります。純粋に表現すると~っても甘い感じがいいですね😊
(※個人的な意見ですのであらかじめご了承くださいませ)

特に、この歌のタイトルでは陽春を『はる』と呼んでいたのが印象的でしたね!

冒頭で若葉ということばもでてきておりましたが草花だけでなく、4月を象徴する新しい出会いやときめにフォーカスすることもはる(陽春)らしさだと感じさせられました。

イベント

少し調べただけでも、「陽春」をテーマにしたイベントがありましたので開催時期を季節感の参考にしていただければとおもいます。

・陽春の集い 3/20

・陽春のジャズまつり 3/25

・陽春特別公演 3/30~4/4

文例

ここからは陽春の時候の挨拶を用いた書き出しの文章をいくつかみていきましょう。手紙に葉書に用いて作成してください。

改まった形式

●陽春の候、貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

●陽春の候、ますますご清栄のことと拝察申し上げます。

●うららかな陽春の候、御社におきましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
(改まった中でも微調整して固さの度合いを柔軟にした例)

一般的な形式

●あたたかな陽春の好季節、お変わりなくご活躍のことと存じます。

●まさに陽春の心華やぐ季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。

やわらかい形式

●うららかな日和に春の陽気を感じますね。お花見にはもういらっしゃいましたか。

●ぽかぽか暖かい陽春の今日この頃、お花見でお酒を楽しみました。そちらはいかがでしょう。

最後に

時候の挨拶に出てくる「陽春の候」についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか❓。ざっくりいえば春の良いイメージがある季節の言葉ですね。少しでも陽春のイメージがしやすくなりましたら幸いです。

陽春の候」を用いる手紙を書くうえで改めて大切なことをさらりと確認しましょう!

使う時期は目安ですので実際の季節感を大切に時期を選びましょう!

お相手の方の季節のイメージもできるかぎり想像してみる

ぜひ今年の陽春(はる)を楽しみながら、「陽春の候」をうまく用いてよい手紙をお贈りできますようお祈り申し上げます😊

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