海上自衛隊の給料は、職種や年齢によって変わる?一覧で紹介!

海上自衛隊の給料は、職種や年齢によって変わる?一覧で紹介!

日本の自衛隊は陸上自衛隊、航空自衛隊、海上自衛隊の3つから構成されています。日本の領海を守っている海上自衛隊ですが、給料などはどうなっているのでしょうか。

また、海上自衛隊の隊員は職種や年齢によって変わると言われていますね。

そこで今回、海上自衛隊の給料は職業や年齢によって変わるのか、手当などについても紹介していきたいと思います。

目次

海上自衛隊の給料は職種や年齢によって変わる?

海上自衛隊の給料は職種によって大きく変化します。海上自衛隊が所属する自衛隊の給与体系は完全年功序列で、問題を起こさなければ勤続年数に応じて収入は増えていくようですね。

海上自衛隊の給料は号俸と呼ばれる単位が基準となっており、勤続年数や評価によって決められ、同じ階級でも給料が違うこともあります。

各々の成績によって異なりますが、号俸は1年間で3〜5ほど上がるといわれているので、毎年、1万円前後は増えるといわれていますね。

それでは、海上自衛隊の給料に大きく関係している階級について詳しくみていきましょう。

階級

海上自衛隊の階級はこのようになっています。

階級海上自衛隊
2士2等海士
1士1等海士
士長海士長
3曹3等海曹
2曹2等海曹
1層1等海曹
曹長海曹長
准尉准海尉
3尉3等海尉
2尉2等海尉
1尉1等海尉
3佐3等海佐
2佐2等海佐
1佐1等海佐
将補海将補
海将
総監総監
司令官自衛艦隊司令官
幕僚長海上幕僚長
統合幕僚長統合幕僚長

海上自衛隊の階級は2等海士から始まり、最も偉い地位は統合幕僚長となります。海上自衛隊のトップである統合幕僚長の年収は約2,000万円だともいわれていますね。

海上自衛隊の給料に含まれる諸手当はどんなものがある?

海上自衛隊に限らず、自衛隊の給料は基本給である号俸と諸手当によって構成されています。

海上自衛隊の隊員は様々な危険な任務に派遣されることがあるので、諸手当も一般企業も多く、充実しているともいわれているようですね。

海上自衛隊の隊員につく諸手当にはこのようなものがあります。

  • 航海手当
  • 乗組手当
  • 航空手当

それでは、各手当がどのようなものなのか、1つずつ詳しくみていきましょう。

航海手当

航海手当は護衛艦などに勤務している隊員が港を離れて出港した場合に支払われる手当です。そのため、航海手当は出航する度に支払われます。

航海手当では、日本から離れた距離に応じて第1区〜第4区まで水域が決められており、どこまで行ったかによって支払われる額が変わってくるというのが特徴です。また、1日毎に計算されるので、航海している期間が長いほど支払われる手当も多くなります。

乗組手当

航海手当とは、海上自衛隊に所属する船舶乗組員が通常の住居地から離れて勤務するときに発生する手当です。

航海手当の支給額は、護衛艦に乗る場合は基本給の33%、潜水艦の場合は45.5%が支給されるように定められているようですね。

乗組手当は乗船した船や潜水艦が出航していない場合でも支払われるようです。

航空手当

航海手当は海上自衛隊の中で飛行機(固定翼航空機)やヘリコプター(開店翼航空機)に乗る隊員に支払われる手当です。

航海手当の額は該当する階級の中で最も低い号俸の60%が対象となります。航空手当は航空管制業務や対領空侵犯措置、野外演習なども対象となり、かなりの手当になるともいわれていますね。

まとめ

今回は海上自衛隊の給料は職種や年齢によって変わるのか、支給される手当などについても紹介してきました。

海上自衛隊に限らず、自衛隊は職種や年齢などによって給料が変わるので完全年功序列型ともいえます。また、海上自衛隊には陸上自衛隊や航空自衛隊にはない航海手当や乗組手当などがあり、航海する期間や距離によって支払われる金額が異なっているようですね。

また、海上自衛隊の中で飛行機やヘリコプターに乗る隊員には航海手当というものも支給されています。

このように海上自衛隊には様々な手当があるので、覚えておきましょう。

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