熊の寿命はどのくらい⁈情報を集めてみたら意外で興味深かった

熊の寿命はどのくらい⁈情報を集めてみたら意外で興味深かった

この記事を読んだら
熊の寿命はどのくらいなのか!寿命を把握するうえで大事なことも合わせて確認できます

先日より全国の熊についてあれこれ調査してた影響により、夢で熊が出てくるほどに・・🤣

気づいたら熊のことを考えていたので、「熊の研究をしようかしら~!」と軽はずみに思うようになってしまいました🙇🏻🙇🏻

熊のことがもっと知りたくなったわけですが、知りたいことが多すぎて迷いましたが・・・今回は『寿命はどのくらいなの?』についてクローズアップしていきたいと思います。

熊について少しでも興味をもっている方にぜひとも参考にしてもらえればと思います

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「熊(クマ)」寿命の目安~種類別

ではさっそく!熊の寿命を【・野生下・飼育下】に触れて参りましょう。

  • 野生下
  • 飼育下

さらに、熊の種類別にお伝えしていきますね。熊と言いましても種類によって大きさや色、そして、寿命が異なってきますよ~❗

【熊の種類~8種類】

熊の種類

熊(クマ科)の種類は8種類です。それぞれ寿命をご紹介していきましょう👍

ヒグマ

ヒグマの寿命は?

初めはヒグマ。ヒグマもハイイログマ・コディアックヒグマ・エゾヒグマなど15種類の亜種があるとされておりますが、今回は北海道のエゾヒグマを対象にしたいと思います。

寿命目安:
野生下約20年
飼育下約25年

参考になる情報

参考にした情報は環境省より公開させているデータ。そして、飼育下のデータとしては動物園のホームページより情報を集めてみました。

環境のデータはこちら。※参照元:環境省 クマ類の生態と現状 (2)寿命 より

動物園のデータは以下参考にしております。

札幌市円山動物園

旭川市旭山動物園

意外だった点

現在、国内のエゾヒグマで飼育下最高齢であるのは、のぼりべつ牧場の「マケンコ」。2023年1月に誕生日を迎えて36歳になりました。

熊の成長速度を参考に人間の年齢に置きかえると110歳程度であります。私と同年代でも意外でしたが、人間で110歳だというのはさらに意外であります。

ホッキョクグマ

ホッキョクグマの寿命は

ホッキョクグマと言えば生息地域は、北極園、北アメリカ大陸北部などにはなります。一方で、日本の動物園では見ることができるため意外と身近に感じられる存在かもしれませんね。

そのようなホッキョクグマでありますが、

寿命目安:
野生下約25年
飼育下約30年
となります。

参考になる情報

日本には動物園にしかいない状況でありますので、動物園のHP及び海外の情報を参考にしてみましたよ~。

釧路市動物園

旭川市旭山動物園

Saving life on EARTH

SeaWorld Parks&ENTERTAIMENT

意外だった点

上記海外のサイト、寿命については幅を持たせている言い回しですが、野生下でも約25年間は生きることができると主張する共通点がありました。

一方で、地球温暖化の影響を大きく受けており、「2100年には絶滅する」との論文が発表されております。改めて生活環境の重要さを感じました。

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ツキノワグマ

ツキノワグマの寿命は

日本の本州に生息するツキノワグマでありますが、、

寿命目安:
野生下約20年
飼育下約30年
となります。

参考になる情報

こちらは国内に生息しているため環境省のデータ&動物園のHP(ホームページ)にしております。
ヒグマの章でもご紹介して重複しますが、環境のデータはこちら
※参照元:環境省 クマ類の生態と現状 (2)寿命 より
環境省のデータによれば、野生下寿命は約15年~20年程度でありましたが、比較的新しい秋田市大森山動物園の情報によりますと、野生でも寿命は約25年程と記載があります。
おそらく、ツキノワグマでも、地域によって異なることも考えられ判断できかねる点もございますが、約20年とさせて頂きます。

意外だった点

単純に日本国内にいる熊が約20年も生きているのが意外🤔

なので、10年前に見た熊がどうしているか気になりますよね。

アメリカグマ

アメリカグマの寿命は?

アメリカグマ(=American black bear)は、名前の通りアメリカやカナダに生息する熊となります。ヒグマよりも体は少し小さめです。

寿命は、

寿命目安:
野生下約25年
飼育下約30年

となります。

参考になる情報

Animal Diversity Webというサイトを参考にしております。

ただし、見解に幅がありましたのであくまで参考にしてください。

意外だった点

寿命目安は野生下で約25年とさせて頂きましたが、Animal Diversity Webのなかではこのように記述されております。

Black bears can live to 30 years in the wild but most often live for only about 10, mostly because of encounters with humans. More than 90% of black bear deaths after the age of 18 months are the result of gunshots, trapping, motor vehicle accidents, or other interactions with humans. (Lariviere, 2001)

引用元:Animal Diversity Web Ursus americanus American black bear より

簡潔にまとめますと、アメリカグマは30年間生きることができますが、大半は人間と遭遇することで約10年しか生きることができません・(省略)・。

つまり、少し大きくなっても人間の狩りや自動車事故で死んでしまうケースが多いということ。

マレーグマ

マレーグマの寿命

英語では”Sun bear”とも呼ばれます。インドやインドネシアカンボジア、タイ、ブルネイのアジアに生息しております。

寿命目安:
野生下約20年
飼育下約25年
となります。

参考になる情報

こちらの情報を参考にして寿命の目安とさせて頂きました。

意外だった点

飼育下の方では32年生きた事例があるようですが、基本的には長くても25年程が一般なようです。
さらに、参考にした情報のなかで、野生下のマレーグマの寿命を判断するうえでデータが少ないと記述しているのは意外でありましたね🤔
 For wild sun bears, there is a lack of data and knowledge on exactly how long they live.

ナマケグマ

ナマケグマの寿命は?

英語では”Sloth bear”と呼ばれます。

インド、ネパール、バングラデシュ、ブータン、スリランカに生息。

寿命の目安はこちら。

寿命目安:
野生下約25年
飼育下約35年

参考になる情報

意外だった点

40年間生きることができるとの記述が多く見られましたため、飼育下では約35年とさせて頂きました。

野生下では平均して16年程は結構な驚きであります。なぜなら、平均寿命は将来的な環境の変化もシミュレーションして計算されるからであります。

今後の自然環境にも左右されるため、年々厳しくなっていくと想定させます。

メガネグマ

メガネグマの寿命

英語で”Spectacled bear”と呼ばれます。

生息地域は、エクアドル、コロンビア、ペルーなど。

気になる寿命ですが、

寿命目安:
野生下約20年
飼育下約30年

世界の動物園では、飼育下で36歳や38歳まで生きている事例があるようです。

参考になる情報

ANIMALS

SPECTACLED BEAR FACTS

Animal Spot

意外だった点

野生下での寿命については生息状況が正確に把握できない!そのため、寿命がわかりにくいとニュアンスの言及もありました。

ですが、多くの情報では野生下の寿命は約20年と言及があります。

ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダの寿命は

さて、少し系統が違うジャイアントパンダでありますが、クマ科になります。

英語でGiant pandaでありますが、

寿命目安:
野生下約20年
飼育下約30年
となります。

参考になる情報

Smithsonian’s National ZooのHPなどを参考にさせて頂きました。

意外だった点

国内のジャイアントパンダは長生きしている印象がありませんでしたので、寿命目安が20年近くあるのは意外でした🤔

ジャイアントパンダが生息するのは中国のごく一部。ジャイアントパンダは国際的な取引が禁止されています。そのため日本の動物園のパンダは中国から借りているわけですが、特に出産して数年は育てるのが大変と言われております。

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熊(クマ)の寿命について

上記で結論をお伝えいたしましたが、お伝えしなければならないことが

野生の熊の寿命は自然環境に影響されることが多く把握することが極めて難しい
ということ。

日本国内では北海道に生息しているヒグマ、そして、本州ではツキノヒグマが生息しております。

ですが、北海道にいるヒグマがすべて同じ自然環境ではありませんし、本州にいるツキノワグマが同じ環境で生活しているわけではありません。

例えば、日本の環境省が作成するレッドデータによれば、ツキノワグマの生息状況は県によって様々であります。

ツキノワグマ 日本レッドデータ

上の図では日本レッドデータ 検索システムより引用させて頂いたものであります。

日本の本州に生息しているツキノワグマに関する絶滅の可能性がある度合いをカテゴリーで色分けしたものです。県内における”地域個体群”の色分けは県のデータと重なる関係で除外。

※地域個体群・・・地域レベルで絶滅の可能性がある

こちらのデータをご紹介させていただいたのは、特に野生の熊において年々生きていくのが厳しくなっている状況を少しでもお伝えしたいと感じたからであります

なぜなら、生活する環境と寿命は密接な関係があるからです。

最後に

熊の寿命にスポットを当ててきたわけですが、個人には寿命は長いなあ~という印象でしたね🤔

犬は10年前後でありますし、動物の中でも長く生きる方に入るのではと感じました。

その一方で、特に野生のクマの寿命に触れるうえで欠かせないのが環境であります。一説では、熊の絶滅した地域では森林の大規模な開発が影響しているとも言われております。また、日本国内での平均寿命を計算すれば短くなるのではと感じてしましますよね。

そうしたことを踏まえて、熊の生活圏を守りつつ共生を意識することも大切なことだと感じましたね。

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この記事を書いた人
ダツモヤ

ブログの管理人を行いながら執筆も担当してます。
色んな人の話を聞くのが好きで好奇心旺盛。実体験も踏まえつつ、日常のふとした疑問や気になることを解決できるような発信を目指しております。「よりよき日常」「ユーモアを身にまとう」がモットー!
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