『ももひき』と聞いてどういった印象を持ちますか❓
最近では、お祭りのときに着る衣装っていう印象が強いかもしれませんね……🤔
先に意味を確認しておきましょう。
『股引』(読み方:ももひき)
意味:日本の伝統的な下半身に着る服。
辞書の意味もご紹介しておきますと、
両股(また)を通してはく下衣の一種。腰を包む引回しに特徴があり、裁着(たっつけ)、もんぺなどと構成を異にする。
機能的で、江戸時代には武家、町人ともこれを用い、江戸末期になると、半纏(はんてん)、腹掛け、ももひき姿は職人の制服のようになり、昭和初期まで続いた。
ももひきは農村の労働着として、第二次大戦まで広く用いられた。
現在ではズボン下の白や肌色のメリヤス製の防寒着のこともいう。
引用元:日本大百科全書 『ももひき』の意味・わかりやすい解説 より
うん!江戸時代には職人の制服として用いられた名残からでしょうか。やはりどこか古風な印象を感じますね。
とはいえ、現在では防寒着でも用いられております。この段階でも色んな用途があり奥が深い!
そんな『ももひき』のおしゃれな言い方が気になって、色んな案をまとめてみましたので堪能してくださいませ👍
『ももひき』のおしゃれな言い方~正式なもの4選
はじめに、前置きが少し長くなってしまいゴメンね~🙁
『ももひき』は下半身に身につける服ですが、江戸時代には職人服装であったり、祭りに用いられたり、現代では防寒着を指すことを本当に色んな用途があると確認してもらえたと思います。
ということで、ここでは『ももひき』の色んな側面に応じて4つの『ももひきのおしゃれな言い方』をお渡しさせていただきますね。
①ぱっち
擬音語では……と感じるほど、日本語っぽくない響きではあるのがシャレていますね。
『ぱっち』はももひきの一種です。実は、ハングルのズボンを意味する바지(パジ)語源となります。
江戸時代に絹で作られたももひきのことを「ぱっち」と呼んでおりました。地域によっても呼び方は少々異なります。京都と大阪では素材に対してではなく丈が長いものを「ぱっち」と表現しておりました。
②レギンス
『レギンス』(leggings)は股引と同じくボトムスに含まれます。基本は女性のファッションのアイテムですが、股引と同じく腰からくるぶしまで覆うぴたっとした服であり、通気性もよく動きやすい機能性が股引と似ています。
「レギンス」は言葉そのものだけでなくモノがシャレてますね。
③スパッツ
レギンスとよく似ております。というより、ほぼ同じ意味で用いられております。
ということで②と同様にシャレている言い方としては十分でしょう👌
そうなの⁉
スパッツって英語を日本語でわかりやすく伝えるための和製英語なんですよ。しかも、英語のspatsは靴の上から足首まで覆うこと。
『スパッツ』がシャレているのは体の曲線をキレイに見せてくれる点、機能性を兼ね備えているだけでなく幅広い年代がオシャレに着こなせる点。
④インナー
うん!現代では防寒着の役割を果たすズボン下などと呼ばれるほど。多くの方がイメージする股引はこちらではないでしょうか。
関西地方では特に「ズボン下」という呼び方が定着しているようですが、『インナー』という表現の方が圧倒的にシャレてますよね⁉
『ももひき』を連想できるオリジナルでおしゃれな言い方
ここまで来れば、『ももひき』の呼び方を決めちゃうのはあなたですよ😁
呼び方で『ももひき』をおしゃれにコーディネートしちゃいましょう~👍
THE・江戸コスチューム3点セット
オリジナルでオシャレな言い方の1つ目はこちら☟
『THE・江戸コスチューム3点セット』。
なぜ3点セットか?それは江戸時代の末期では『股引(ももひき)』『半纏(はんてん)』『腹掛け(はらかけ)』が職人の3点セットであったからです。
令和の日本ではももひきを見かける機会は減りました。
とはいえ、祭り用で股引を着ている職人さん、浅草で人力車に乗っているお兄さんが来ている股引は雰囲気も相まってカッコよくもありオシャレですね!
商品名のような言い方になってしまいましたが『THE・江戸コスチューム3点セット』はいかがでしょうか。
圧倒的な隠れ防寒パンツ
江戸時代と異なり、現代の”股引”はズボンの下に履く防寒着のイメージに尽きます。
それを踏まえますと、『圧倒的な隠れ防寒パンツ』はいかがでしょうか……❓
ズボンの下にいるのに圧倒的な存在感を放っている。周りからは見られない位置に隠れているのに寒さから守ってくれます。
存在もオシャレですよね。私にしか見えないけど……😁
見えないところでの命綱
「わっ、わっ、寒いっ💦」
この状況で思いついたのが、『見えないところでの命綱』ですっ!
またまた、表面化せずに命を守ってくれているのが、『股引』=『見えないところでの命綱』。
手放したら今日は動けません。冬は特にズボンの下にはかないとやっていけない人が多いのではないでしょうか。
実際に履いているか周りにはわからないですが、これがないと死活問題になりますね。
寒さとの全力闘争パンツ
私のために寒さを凌いでくれているのが、『寒さとの全力闘争パンツ』。
外に出てから家に戻るまで全力で私の盾になってくれましたね😌
普段シャレているだけに洗練された防御だと感じたよ~。洒落度アップしてるよ。
最後に
『股引』と聞いただけで何となく古風な感じがする!これ自体間違いないことでありますが、今回の特集をきっかけに祭り用の股引を目にする機会が多くありましたが、もはやコスチュームとしてかっこいいなあとさえ感じました。
ただ、シャレた言い方をするとほぼカタカナ文字となってしまったんですよね~😣
ということで今回は日本らしさを保てるように日本語でのオリジナルな呼び方も意識しました。薄れ
ということで、お洒落な呼び方や言い方も遊び心が大事ですね👌
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