✔「ちょんぼ」についての理解が深まりますよ~
『ありえんてッ(笑)!ちょんぼしすぎやない?』
日本のある地域では、高校生ぐらいで普通に飛び交っている会話ですが、同じ地域でも学校の仲間が話すかどうかで馴染みが【ある!or ない!】が分かれてきそうであります。
こと方言においては、この地域の方言だから使われていてもおかしくないのに、実際には「全然聞かない!」といったこともあるようでなかなかムズイ。個人的には、【方言の流通量】を操っている人がいるのではとさえ疑ってしまったり🤣
それはさておき、一緒にゲームをやっていた友人が「はい!ちょんぼ~」といってきたことがあったのですが、冗談で「最近は!ちゃんぽよ~が【ちょんぼの可愛い言い方】らしいわ」と伝えたら「えっ!うせやん(笑)それがちょんぼやん」とエセ漫才みたいな応酬がつづいたので、、
事の発端である私が、『ちょんぼ』について徹底的に調べてレポートにする課題を与えられてしまいましたので、仕方なくまとめていきたいと思います🙇🏻
「ちょんぼ」の意味&語源は!
前置きが長くなりましたが、できる限りスパッスパッと『ちょんぼ』について解説していきたいと思います。
まずは意味をお伝えしてから語源についても触れていきますよ👌
意味
「ちょんぼの意味」:ケアレスミス。つい見落として間違えること。うっかりミス。
ではケアレスミスやうっかりミスについて、みんなの声をさらっと確認しておきましょ~!
うわ~!思い出すだけで嫌だけど😢
昨日、学校で眼鏡かけてるのにメガネなくなった~て叫んじゃった💦
〇〇ちゃん、それはウケるね!
僕なんて!最近暑いから、、暑い!暑い!ばかりブツブツ言ってたら
国語の時間、雨水(うすい)のことを暑い(あつい)って音読しちゃったよ🤣
咳混んでごまかしたけど(笑)
えっ!あるわけないでしょ(笑)
俺なんて休み時間に肩ポンポンされたからコウちゃんがトイレから
戻ってきたんかな~と「なんやねん」って振り向いたら先生だったし😒
色んな声がありましたが、【うっかりのニュアンス】をイメージすればわかりやすいかと、、
【うっかりのニュアンス】はこのような感じに☟
- 深く考えずにものごとにとりくむ
- ぼっーとしている
- 周りに意識をむけない
語源
さて、意味は確認できましたが、、なんでこのような言葉が生まれたのか!気になりませんか❓
「ちょんぼ」が生まれた背景についても触れておきますね😁
ちょんぼの由来:
:麻雀の故意ではない反則行為がもとになっております、つまり、麻雀の反則行為であるチョンボが由来であります。
さらに、その麻雀自体は中国で生まれたものであります。なので、チョンボは中国語の「诈和」、「错和」、「充和」、が語源であり中国語の呼び方が変遷して日本語の呼び方「チョンボ」になったと推測できるでしょう。
一応、中国語の「诈和」、「错和」、「充和」、それぞれの発音についても簡単に確認しておきましょ~。
「诈和」・・・(発音記号)zhàhú、(意味)麻雀でアガッテいないのにアガッタと嘘つく
「错和」・・・(発音記号)cuò hé、(意味)間違っている
「充和」・・・(発音記号)chōng hé、 (意味)
ちなみに、チョンボを中国語で表すと「意外的失策」と表記します。意味は役に立たないとか、偶然の間違いとも。
中国語の発音も加味して、改めて個人的な見解にはなりますが、中国語で発音がもとになり日本語で「チョンボ」と言われるようになったと感じられました。
「ちょんぼ」の使い方を例文でご紹介!
では、実際に「ちょんぼ」はどのように使うのか?いくつか会話調の例をご紹介していきますので一緒に確認していきましょう。
■「ちょんぼ」を用いた会話例
具体的にイメージしやすいように「ちょんぼ」を用いたすごく簡潔な会話でご紹介していきますね。
例1
学生A君「次の時間、歴史の授業なのに朝練のときに部室に教科書おきっぱなしにしてしまった😢」
学生Bさん「めっちゃ、ちょんぼしてるう~!どうするの?」
例2
学生Aさん「大富豪(トランプゲーム)5ラウンド目!今回は自信あるぜ。」
学生Bくん「手札完璧すぎて笑う!よしここは8切りで流してこのパターンで勝てそう、次は10だそう」「うっわ~、10残すべきだった。マジでちょんぼしたわ~!俺としたことがこんな凡ミスをするなんて」
「ちょんぼ」はどこの方言なの?
語源をもとに考えますと、中国語がもとになっておりますので
どこの方言か決めることは難しいと考えられます。
全国津々浦々出張を行ったことがある経験上、麻雀をやっている人は口にすることが多かった印象があるんですよね🤔
高校生頃から「ちょんぼ」は私自身も口にしておりましたが、社会人になってからは「ちょんぼ」は口にすることがめっきり減りました~👌
社会人がうっかりミスばかりしていると「この人大丈夫かな?」と思われるわけです。また、「ちょんぼ」自体が幼稚で責任感がない典型的な行動になります。
ですので、豊富なデータがあるわけではないのですが、個人的には、「ちょんぼ」を麻雀以外の会話で用いることが多いのは関西圏の割合が多いとは感じております。
最後に
今回は「ちょんぼ」がテーマなので文章のどこかにちょんぼした箇所がある方が「チョンボの理解が深まり」面白いのではないかと、思うわけなんですが、、
A君「噓でしょ~?そもそも!日頃からあるけど(笑)」
B君「もしかして、今までやってしまったすべてのチョンボがこの記事を書くための伏線だったりしたの?」
C君「万が一そんなことがあれば、めっちゃ壮大な計画でドン引きやけど!」
これからもチョンボに気をつけて参ります🙇🏻